2022-01-01から1年間の記事一覧
事故や災害に病気、犯罪や過失、そして戦争や紛争と、毎日の様に奪われていく数多くの命。 とりわけ生命に満ち溢れている幼い子や若者達の死は、心が張り裂ける。 残された者の心に浮かぶのは、まだまだやりきれていない人生への悔みや無力感に対する答えの…
最近、知り合いの訃報を聞きました。 彼は、私の妻と親しくして下さり、息子を川辺でのバーベキューや色々な所に連れ出してくれたりと、私自身お会いする事は無かったのですが、とてもお世話になった方でした。 2年ほど前に癌が見つかり既に転移しており、そ…
なぜ今の人類の進化は個々に自我という高度な意識を持たせ、「心」という概念を作り出したのか? そして「心」が生み出す様々な雑念や煩悩(仏教でいう所の自分自身を苦しめる心の事)を持つ羽目になったのか? アダムが蛇にそそのかされ果実を食べたから? …
人間としての個々の存在の意味は、多様性に他ならないのです。 前記事に書いた人間の武器とも言える「脳」 多用な考え方や、発見、知ろうとする好奇心や未来に対する想像力など、多くあればあるほど選択肢も増え、言い換えれば進化と同じ理屈になるのです。 …
前回で自然の中には「正義(善)と悪」は存在せず、そして人間だけがそれらを決めつける事をしていると、そしてその根源にあるモノは「価値」と書きました。 人間が誕生して以来、自分達にとって価値の有る無しを決め続けながら今日に至るのです。 生きる上…
職業だけで、出身地だけで、そして病気だけで差別や見下す時代が日本にもありました。 その人なりを非難するのではなく、本人には全く非が無い事まで責任転嫁させていた現実がつい最近まであり、今も形を変え誰かを傷つけながら根を張り続けています。 ハン…
ブログを始めた頃、どうしてもTwitterやFacebookとの連携をしたいと思い、色々挑戦しました。 ブログもそうでしたが、カタカナ言葉には四苦八苦しました。 リツイート、シェア、プロフ、タイムライン、リポスト……。 パソコンはある程度操作できますが、知ら…
生きていく上で必要な人としての倫理を周りの大人達が教えながら、子供達は大きくなっていくものだが、倫理=ルールでは無い。 ルールは時代によって、社会情勢によって、はたまた欲やコントロールの為に使われ変わっていくもので、不変なものでは無い。 最…
このブログの趣旨、趣向が異なるのだが、長年車の運転をしてきて、いよいよ言いたくなって、いや書きたくなってしまったのだ。 車は生活する上で欠かせない人も多いと思うし、高齢になっても必要としている人達が多いのも良く解るのだが、チョット考えてもら…
最近のドキュメント番組では、中高年者の孤独死や引きこもり、老々介護など暗くなる現実を放映しています。 2020年令和2年における自殺者数は、厚生労働省によると2万1,081人で、「40歳代」が3,568人で全体の16.9%を占め、次いで、「50歳代」(3,425人、1…
誰かの為に死ねるか それは命を尊いものと知る心 己の為に死ねるか それは何があっても生きぬく信念 このブログでよく書いている事が、 「明日どんな気持ちであるか解らない自分なのだから、他人のこと等解るはずがない」という言葉です。 果たして自分の事…
日本の教育制度は、勿論悪い事ばかりではありません。 集団行動による通学や自ら掃除や給食配膳すること等は、掃除や食事と仕事が細分化され、日常生活の中で役割をハッキリと線引きしている様な欧米からも、児童自ら行う日本方式の良さを認めています。 す…
この記事で不公平を是正せよとも、受け入れろとも書いていません。 ただ、諦めてとも書いていません。 見方を変える事の大切さを改めて考えて欲しいのです。 平等に日は上り、時間は過ぎていきますが、「自然」は見方を変えると不公平そのものです。 人間を…
それは、自分に無いモノを他人から得ようとし 底なしのような無力感を感じるはずだ。 そこにあるのは罪悪感に落ちる優越感。 穏やかには程遠い。 何も持てない人達の不幸と、お金や権力を持つ人達の不幸は、 選べるか、選べられないかの差だけで、不幸にかわ…
「暑い、暑い」と風を待つ 木陰のまだらな陰陽が 涼感を呼び寄せて 当たり前の日常に感謝する 戦火の中で逃げ惑う 「暑い、暑い」と叫ぶ声 時を経て聞こえるその声に 想いを馳せて汗を拭く 無駄では無かった命だと 風は心を通り抜け 大きく心を揺さぶった 今…
昨今の世界情勢のニュースを見る度、本当に暗い気持ちになってしまいます。 宗教や民族がらみの紛争も一向に終わる気配がありません。 権威主義と自由主義、独裁国家に民主国家とハッキリとした色分けがグラデーションの様になってしまい、人々は日々の暮ら…
幼少期にはTVのヒーローに憧れ、青年期は実現しそうな映画の主人公やドラマに出てくる主人公に自分の未来を投影させていた。 20代、30代の頃は、それでも夢を追いかけ、実現させる為の余力もあったし、周囲の動向などどうでも良かった。 同年代が次々と就職…
片目で世界を見ると二次元で見ている事になる。 すなわち、紙に書かれた世界。 でも、あなたは奥行きや、立体と認識している。 何故なら、脳の経験が生み出しているから。 目が見ているモノ全てが、見ている事にはならない。 脳の中に送られた情報を処理して…
幼い頃 ビー玉を透かし見続けていた自分がいた 今起きている事は 本当じゃないんだと思いながら 空想好きの少年とって 神の存在を信じる事はたやすい事で 何かを叶える魔法の様に ビー玉を見つめていた先にある 虹色の光があなただと もうすっかり歳をとり …
今、若い人だけでなく中高年の人、特に男性に友達がいないという人が増えているようです。 昔も今もそれほど変わらない比率だとは思いますが、やはり今の世の中、人との繋がりに飢えている人が多いとも取れます。 結論から言うと友達がいなくても大丈夫です…
「自分を信じていますか?」 もしそんな問いかけをすると、ハッキリ「信じている」と断言出来る人は、そう多くはいないかも知れません。 よくスポーツ選手が「自分を信じて頑張ってきました」とインタビューなんかで話していますが、そもそも、「自分を信じ…
人間は、当たり前だが歳を取る。 長生きすればするほど次第に見送る人も多くなる。 ただ、命が長らえるだけの話なら簡単に済むが、生きている意味にも関わってくる事で、人間としてどう生きていけば良いかという事も考えていかなければならない。 このブログ…
これから先、若い人達はどんな勉強をし、どの様な生き方をすれば、自身を含め人類全体が幸せに暮らしていけるのか、残念ながら現状を鑑(かんが)みて私にはなかなか想像する事ができない。 政治情勢も不安定な国が多く、エネルギーや食糧の問題も今までずっと…
参議院選挙が始まる。 選挙が行われる度公約が出されるが、まるで小学生の将来なりたい夢の寄せ書きの様に映るには私だけであろうか? 物価高も含めた家計の圧迫、経済活性化、安全保障政策、憲法改正が主な争点という事だ。 関心が高いのは医療福祉関連と経…
想像力は、子供ならみんな持っています。 オモチャで遊ぶ時も、友達と話す時も、想像力全開で挑んでいるのです。 大人になるにつれ、忘れてしまう想像力の素晴らしさやその力は、大人にこそ今必要なモノなのです。 何故なら、未来である子供達を、居場所であ…
外国人労働者を安易に受け入れてはいけないのです。 弊害は日本人そのものにも影響してきます。 3Kと言われる仕事を始め、低賃金での働き手ばかりが増える事で、給料も上がらないうえ、今でも見かける様な、根拠も自制心無い、無教養な排他主義や民族主義者…
私がフィリピン人の妻と結婚したのは、フィリピンの首都マニラのすぐ横にあるケソン市という所です。 ビザの関係もあり、現地で結婚し、日本人の妻としてビザを発給してもらい、来日という段取りでした。 結婚式は、裁判所内の市民登録事務局で裁判官の格好…
不快で不愉快な言葉は孤独と常に隣り合わせ 発する言葉に責任を取らせない 人に不幸を呼び込み 自分までも巻き込まれる 言葉を謙虚に使う事 たとえ辛くとも 熟した言葉を紡ぐなら やがて引きずられるように心がついてくる 口から出るその言葉 時として助けに…
目まぐるしいほど世の中は変化していて、科学や物理、歴史や医療など、ほとんどの分野で進歩し、様々な事が解ってきた。 私が昭和に受けた教育は一体何だったのだろうと思う事が沢山ある。 というか、色々なニュースで新たな発見や知らなかった事を見る度「…
「甘かった!」こんなにもお金が掛かるとは思いませんでした。 公立や私立高校を問わず、国や県の補助制度があるのは知っていました。 息子が3年になる頃から、この制度を利用し進学させようと思っていたので、少し安心していました。 また、先輩ママさんか…