心の道標

様々な自分の疑問に、自分で答えを見つける旅

想像力

ゴミから考える日本

スポーツ観戦後のスタジアム清掃は日本の礼儀として高く評価され、ニュースやSNSで報じられます。 日本人のスター選手のゴミ拾いも大きく取り上げられ話題になったりします。 私の街でもゴミの分別が当たり前ですが、カゴ(コンテナ)にペットボトルと書いて…

外国人と暮らす事⦅幸せ⦆(3)

フィリピンは14世紀後半、中国~東南アジア~インド~中東を繋ぐ航路上で海上交易を行っていたイスラム商人の影響でイスラム教が広まりました。 15世紀にマゼラン率いるスペイン船団が武力で介入し、キリスト教を強要する様になりました。その後ポルトガルが…

何の為に生きるのか(1)

前回、生まれた意味の事を記しましたが、では私達は何の為に生きるのでしょうか? 身体は出来る限り意志とは関係なく生きようと必死で頑張ります。 それは、人間だけでなく生物みなその様な仕組みで、死は遺伝情報を受け渡す代償として訪れます。 身近な昆虫…

見方を変えなくてはダメになる!⦅時間の観念⦆(3)

1日= 24時間×60分×60秒= 86.400秒 私達は意識せずとも86.400秒の毎日過ごしています。 1秒で音は、約340m「マッハ1」の速度で進みます。 光は約30万kmで地球を7周半もできるほどの速さです。 時速に直すと約10億8000万㎞と、とてつもない速さです。 月までの…

言葉の力⦅自己形成⦆(3)

日本語には、沢山の素晴らしい表現力を持った言葉がある。 表意文字である漢字と、それに伴う音読み訓読み、カタカナ、ひらがな、表音文字のアルファベット。 誰もが好きな「桜」も 「桜」「さくら」「サクラ」「SAKURA」 文字によって浮かぶ映像も変わって…

パンダとペット

幼い頃、我が家では動物好きの父がペットと称して色々な動物を飼っていた。 犬、九官鳥やメジロ、カナリアに文鳥、ニワトリ、カメと日曜大工が得意な父が檻を作り、それは賑やかだった。 よく野良猫が侵入し、鳥をくすねていった。 父は怒りながら破れている…

心の病⦅やまい⦆(2)

⦅⦆ 妻と共通のフィリピン人の友人から電話があった。 体調がすぐれないし、病院で検査しても異常が無いと言われどうしていいのか解らないという内容だった。 彼女は日本人の夫と中学生の子供を筆頭に3人の子供がいる。 食品会社にパートで毎日働いていたが…

生と死の狭間(はざま)(1)

私の父は再婚だった為、父方の親戚とはまったく縁が無かったし、会った記憶も無い。 以前も書いたが高校生の頃、再婚という事実を聞かされ3人の腹違いの兄がいる事を知り、ビックリしたものだ。 父は一切自分の生い立ちや親類の事を話さずこの世を去ったが、…

生きる事は「苦」である(1)

なぜ今の人類の進化は個々に自我という高度な意識を持たせ、「心」という概念を作り出したのか? そして「心」が生み出す様々な雑念や煩悩(仏教でいう所の自分自身を苦しめる心の事)を持つ羽目になったのか? アダムが蛇にそそのかされ果実を食べたから? …

車の運転は、真剣勝負⦅知らないと事故をする⦆(3)

このブログの趣旨、趣向が異なるのだが、長年車の運転をしてきて、いよいよ言いたくなって、いや書きたくなってしまったのだ。 車は生活する上で欠かせない人も多いと思うし、高齢になっても必要としている人達が多いのも良く解るのだが、チョット考えてもら…

自分て何?⦅探求⦆(5)

誰かの為に死ねるか それは命を尊いものと知る心 己の為に死ねるか それは何があっても生きぬく信念 このブログでよく書いている事が、 「明日どんな気持ちであるか解らない自分なのだから、他人のこと等解るはずがない」という言葉です。 果たして自分の事…

不公平という壁⦅平等と教育⦆(3)

日本の教育制度は、勿論悪い事ばかりではありません。 集団行動による通学や自ら掃除や給食配膳すること等は、掃除や食事と仕事が細分化され、日常生活の中で役割をハッキリと線引きしている様な欧米からも、児童自ら行う日本方式の良さを認めています。 す…

心の中は、空っぽがいい⦅竹に見習う⦆(3)

「自分を信じていますか?」 もしそんな問いかけをすると、ハッキリ「信じている」と断言出来る人は、そう多くはいないかも知れません。 よくスポーツ選手が「自分を信じて頑張ってきました」とインタビューなんかで話していますが、そもそも、「自分を信じ…

想像力は未来に⦅次のステップへ⦆(3)

想像力は、子供ならみんな持っています。 オモチャで遊ぶ時も、友達と話す時も、想像力全開で挑んでいるのです。 大人になるにつれ、忘れてしまう想像力の素晴らしさやその力は、大人にこそ今必要なモノなのです。 何故なら、未来である子供達を、居場所であ…

言葉の力⦅言葉はあなたを救う⦆(1)

不快で不愉快な言葉は孤独と常に隣り合わせ 発する言葉に責任を取らせない 人に不幸を呼び込み 自分までも巻き込まれる 言葉を謙虚に使う事 たとえ辛くとも 熟した言葉を紡ぐなら やがて引きずられるように心がついてくる 口から出るその言葉 時として助けに…

若者達へのメッセージ⦅未来を動かせ⦆(2)

目まぐるしいほど世の中は変化していて、科学や物理、歴史や医療など、ほとんどの分野で進歩し、様々な事が解ってきた。 私が昭和に受けた教育は一体何だったのだろうと思う事が沢山ある。 というか、色々なニュースで新たな発見や知らなかった事を見る度「…

人生って何?⦅努力と運⦆(3)

20代の頃から音楽に夢中になり、自宅に小さなスタジオもどきの様な資材を置き、毎日のように打ち込みというコンピューターによる音の貼り付け作業をしていました。 昼頃から始め、気が付くと真夜中だった事もあり、振り返ってみると好きな事をやっている時間…

私達は、何の為生まれたのか?(3)

人間以外の生物は、むやみに殺生や破壊はしません。 生きていく上で必要最小限に行うだけです。 (一部チンパンジーの中で、同種を殺す事はありますが) 予め食料を備蓄するといった知恵を持った事で、この地球上に繁栄をもたらしてきた私達人間ですから、動…

約束

中学生の頃、先輩に憧れて体操部に入りました。 朝早くから、夜遅くまで練習していましたが、鉄棒の種目が苦手でした。 それは、鉄棒種目には欠かせない蹴上がり(けあがり)が出来なかったからです。 それを見かねた顧問の井上先生が中一の夏休み、毎日私の…

孤独と独りは違う!⦅人間力⦆(1)

孤独が、よく取りざたされている。 ニュースでも、厚労省などの調査アンケートを見ても、孤独と感じている人の割合いが、年々高くなっていて、自殺の原因の割合も高い。 人が孤立感や孤独感を感じる時は人それぞれだが、人との繋がりが無い、もしくは希薄に…

昭和から見る未来

若い頃というのは、車に例えると燃費が非常に悪い。 しょっちゅうドライブに出かけ、アクセルも吹かしっぱなしで、ギアチェンジ(マニュアル操作だが)も頻繁だから、おのずとガソリンも使うし、空気(酸素)の消費も大きい。 クルマ好きの方だと解るが、ギ…

ウイルスとは?⦅その目的⦆(2)

人類の歴史は、ウイルスとの闘いでもあります。 天然痘や麻疹(はしか)、インフルエンザ(スペイン風邪)等、人が移動するようになればなるほど、パンデミック(世界的流行)となり、多くの命を奪ってきました。 と同時に忘れていけないのは、ウイルスとい…

想像力は未来に!(2)⦅アインシュタインに想いを寄せて⦆

(Ferdinand Schmutzer Public domain, via Wikimedia Commonsより) このブログに、よくアインシュタインの言葉を使わせてもらっています。 私がアインシュタインに興味が湧いたのは、1991年の4月から12月にかけて放送された、NHKスペシャル『アインシュタ…

神様はいるの?(2)なぜ答えてくれない?

人間は 間違えやすく、すぐ信じてしまう動物です。 私は、もともと疑いやすい性格もあって、これが正しいと確信したことは余りありませんでした。 ですから、電波時計のような正確な時計か、もしくは手回しの機械式の時計の両方が好きなのです。 確実に正確…

見方を変えなくてはダメになる!(2)映像を通して

昭和の時代、TVがお茶の間の主役であった時代。 当時、私の父は朝が早い為、夜遅い時間はTVを比較的に自由に見る事が出来ました。 夜の9時から始まる洋画を見るのが楽しみの一つでした。 「民放を見るな」と言っていた母親も、洋画だけは不思議と文句を言わ…

幸せの見つけ方(3)

幸せを考える時、セットのように不幸という言葉がついてきます。 社会が過密で、複雑になればなるほど、不幸と感じる時間が多くなっていきます。 人との交わりが希薄になり、限られた相手とのコミュニケーションに疲れ、家庭まで持ち込んでしまいます。 遠い…

幸せの見つけ方(1)

誰かを傷つけ 嘘をついてその場しのぎをし 恨んだり憎んだり 怒ったり羨(うらや)んだりした時 その手に握っていた鍵で開ける 思い出の引き出しの中に 何が入っているのでしょう? あなたが持っている鍵はきっと 逆上がりが出来た時 友達と、倒れるほど飲み明…

見方を変えなくてはダメになる!(1)

空を見上げた時、雲はどんな色ですか? 白や灰、黒と様々ですが、沢山集まれば集まるほど色は濃くなります。 すなわち光が遮られ、重い色となっていくからです。 雲はやがて積乱雲となり、激しい雨と粒子の摩擦により雷を作り出し落とすでしょう。 すなわち…

星の願い⦅オリジナル曲⦆

小さい頃からとても宇宙に興味があり、当時は今ほど都会に近い校外でも明かりが多くなく、見上げるとたくさんの星を見る事が出来ました。 1969年7月20日、アメリカの宇宙飛行士ニール・アームストロングとバズ・オルドリンが、アポロ11号で月面に着陸した映…

情報発信の危うさ(1)

都合の良い自身の好みに合わせ、人は情報を貪欲(どんよく)に喰らい、咀嚼(そしゃく)無しに飲み込む。 それは、まるで大食い競争の様な勢いで、味覚を犠牲にし、満腹感を得ている。 そこから何を得ようとしているのか? 一体何が目的なのか? 思考の停止に気…