心の道標

様々な自分の疑問に、自分で答えを見つける旅

自分が嫌い⦅負の連鎖⦆

自分の事が嫌いにイヤになる事は誰でも感じる感情です。 それは、何より自分の事を一番解っているからです。 誰もが人には知られたくない一面を持っていますし、嫌いになる理由はきっと星の数ほどあるでしょう。 容姿から性格まで、毎日自分と付き合っている…

生と死の狭間(はざま)(1)

私の父は再婚だった為、父方の親戚とはまったく縁が無かったし、会った記憶も無い。 以前も書いたが高校生の頃、再婚という事実を聞かされ3人の腹違いの兄がいる事を知り、ビックリしたものだ。 父は一切自分の生い立ちや親類の事を話さずこの世を去ったが、…

生きる事は「苦」である(1)

なぜ今の人類の進化は個々に自我という高度な意識を持たせ、「心」という概念を作り出したのか? そして「心」が生み出す様々な雑念や煩悩(仏教でいう所の自分自身を苦しめる心の事)を持つ羽目になったのか? アダムが蛇にそそのかされ果実を食べたから? …

心の中は、空っぽがいい⦅竹に見習う⦆(3)

「自分を信じていますか?」 もしそんな問いかけをすると、ハッキリ「信じている」と断言出来る人は、そう多くはいないかも知れません。 よくスポーツ選手が「自分を信じて頑張ってきました」とインタビューなんかで話していますが、そもそも、「自分を信じ…

言葉の力⦅言葉はあなたを救う⦆(1)

不快で不愉快な言葉は孤独と常に隣り合わせ 発する言葉に責任を取らせない 人に不幸を呼び込み 自分までも巻き込まれる 言葉を謙虚に使う事 たとえ辛くとも 熟した言葉を紡ぐなら やがて引きずられるように心がついてくる 口から出るその言葉 時として助けに…

孤独と独りは違う!⦅人間力⦆(1)

孤独が、よく取りざたされている。 ニュースでも、厚労省などの調査アンケートを見ても、孤独と感じている人の割合いが、年々高くなっていて、自殺の原因の割合も高い。 人が孤立感や孤独感を感じる時は人それぞれだが、人との繋がりが無い、もしくは希薄に…

誰が悪い?誰のせい?⦅子供達へ⦆(3)

ヤングケアラーという言葉が、最近認知されるようになってきました。 親や祖父母、同居する家族の病気などで、介護する子供達の事を指す言葉です。 公共による援助は、介護される方に向いてはいますが、 介護する子供達の方には、援助するようなシステムが、…

想像力は未来に!(2)⦅アインシュタインに想いを寄せて⦆

(Ferdinand Schmutzer Public domain, via Wikimedia Commonsより) このブログに、よくアインシュタインの言葉を使わせてもらっています。 私がアインシュタインに興味が湧いたのは、1991年の4月から12月にかけて放送された、NHKスペシャル『アインシュタ…

心の中は、空っぽがいい(1)

「努力すれば報われる」「悪い事があっても必ず良い事がある」 「嫌われる人間になれ」「人とうまく付き合う方法」 「ポジティブに生きる」「必要とされる人間に成れ」 「過去にこだわるな」「人と比べるな」 「人のせいにするな」 こんな言葉が、山ほど溢れ…

車の運転は、真剣勝負・前編

私が運転免許を取ったのは、18歳。 まず原付免許で腕試し。我ながら褒めてやりたい一発合格! それから自動二輪中型を教習所で所得。 20代で普通自動車免許を教習所で所得。。 30代で自動二輪大型免許を教習所で所得。 当時、車の免許は若者にとっては必需品…

幸せの見つけ方(3)

幸せを考える時、セットのように不幸という言葉がついてきます。 社会が過密で、複雑になればなるほど、不幸と感じる時間が多くなっていきます。 人との交わりが希薄になり、限られた相手とのコミュニケーションに疲れ、家庭まで持ち込んでしまいます。 遠い…

若者達へのメッセージ(1)

君がいなくとも、地球は回るが、 君がいれば、世界が変わる。 君が生まれた 君に選択は無かった 何故なら生まれるべき存在だったから その理由に悩むだろう 誰も君に教えられないから でも君はここにいる それだけでいい 人は時に君を惑わせるだろう 誰かの…

幸せの見つけ方(1)

誰かを傷つけ 嘘をついてその場しのぎをし 恨んだり憎んだり 怒ったり羨(うらや)んだりした時 その手に握っていた鍵で開ける 思い出の引き出しの中に 何が入っているのでしょう? あなたが持っている鍵はきっと 逆上がりが出来た時 友達と、倒れるほど飲み明…

心は何処にあるの?(2)

「心」は人間が生み出した概念です。 心は感覚です。 (このブログ「心は何処にあるの?(1)」を見て下さいね) kenpa.blue 人間であるあなたを、皮をむくように、 例えば肩書や地位、職業や年齢、誰かさんのあなたという立ち位置や血筋等、 どんどん剝いて…

魂とは?霊とは?

宗教が「魂」をどうとらえているか?の話は、ネットを見れば色々な位置付けで探る事が出来ます。 魂に限らず、霊や霊魂の違いやどのようなモノか等、様々なとらえ方があり、そのほとんどが、宗教という位置からの見方や見解です。 私が、生きてきた中でまず…

死は語らず(後編)

「死」は決して忌み嫌うものでも、勿論穢(けが)れているものでもありません。 人生の一部であり、「人類」という物語の句読点なのです。 誕生も死も そして愛もあなたに起きる突然の必然で あなたが望んで起きるモノでは無い 死ぬ為に生まれ 愛が生と死の境…

死は語らず(前編)

中学生の頃、仲が良かった友達が転校してしまい、その事がきっかけで、彼と文通を始めました。 内容はたわいのない話しばかりでしたが、私達にとっては楽しい思い出の時間でした。 その後、彼から手紙が来なくなり、部活で忙しいんだろうぐらいに考え、気に…

対人関係に悩まない(1)

SNSをはじめ、世の中には、人と上手くやる方法ばかりが私には目につきますが、 「適度な距離感」 「相手の良いところを見つけて」 「話し上手になれ」 「こんな言葉で切り抜けろ」等々。 まず、改めて考えなければならないのは、なぜ、人と上手く付き合わな…

別れと向き合う(大切な人)

生きていると、必ず別れを経験することになります。 愛する人や動物との別れほど辛いものはありません。 まるで自分の一部を失くしたかのように、あるいは心をもぎ取られたかのように。 では、どうしてこんな気持ちが起きるのでしょうか? 相手がいなくなる…

別れと向き合う(失恋)

私自身、片手ほどの失恋経験しかありませんが、今となっては良い思い出です。 30代の頃、6年ほど付き合っていた彼女に振られ、辛い思いをしました。 当時の私は、就職もせずアルバイト生活。 バンドをやっていたので就職は、眼中にありませんでした。 付き合…

川の流れのように

人間は自然の一部です。自然は何らかの秩序を持って、この地球を維持しています。 もし、人間という生物が、弱肉強食の摂理に沿って生きて存続する道を選んだなら、それも自然の摂理でしょう。 しかし私達はその道を選んではいません。 弱い立場の人や、危機…

星の願い⦅オリジナル曲⦆

小さい頃からとても宇宙に興味があり、当時は今ほど都会に近い校外でも明かりが多くなく、見上げるとたくさんの星を見る事が出来ました。 1969年7月20日、アメリカの宇宙飛行士ニール・アームストロングとバズ・オルドリンが、アポロ11号で月面に着陸した映…

過去の過ちと向き合う事

「過去の事だから、もういいんではないか」 「過去の事でも責任はある」 未来に対しては、想像という形で、接する事が出来ます。 過去は経験という形で、思い出せます。 未来も過去も、自分がかかわった事には、責任があります。 その責任は、済んだ事なのか…

あなたの帰る家

頭の中は家と同じ。 持ち主は、あなた。 他人を住まわさない。 あなたの化身も、あなたの代理も住人ではない。 あなただけの家。 朽ちた家には、誰も住みたいとは思わない。 光が入るよう、風が抜けるよう窓は、開けておこう。 掃除もして、いらないモノは、…

生と死と宗教の狭間(はざま)・前編

私は、過去に、医療廃棄物の回収と運搬のトラック運転手として働いていました。 病院から出る注射針やオムツ、透析用の使用済みのチューブ類など、特殊な管理と廃棄が必要なゴミです。 運ぶ際に黒ビニール袋に入っているモノが解らず針を刺してしまった事も…

死と向き合う事

何も聞こえない。 何も話せない。 聞いておきたい事も、言っておきたい事も。 だから、今ならまだ間に合う。 私が小学生の頃、 電車で2時間ほど離れた母方の祖母の家に、夏休みや冬休み行くのがとても楽しみで、休みの間ずーっと祖父の家にいて過ごしていま…

時を超える手紙(消えてなくなりたい若者や子供達へ)

それは、あなたのせいで、そうなったのではありません。 廻りの人達がわかっていないだけです。優しいあなたの事を。 だからあなたは、「自分がここにいる」と叫んでいる事を。 子供や若い子たちが亡くなるという事は、本当にとても悲しい事です。 まして自…

童話「アルマイトの洗面器」

小学校に通っているミーちゃん。 おうちに帰ってママに聞かれました。 「学校は楽しかった?」 「今日はね、宝物の絵を書く時間があってね、ねぇママ!見て!」 ミーちゃんは、持っていた紙をママに差し出しました。 「わぁ~きれいな、お花!上手に書けてる…

心は何処にあるの?(1)

「心は何処にあるの?」 とても簡単なようで、奥深い質問。 なぜか心は、平穏を避けてしまうようだ。 何かしら不安な要因を探し出してくる。 今、幸せと感じても「いつまで?」と。 さり気ない毎日が「もっといい生き方があるはず?」と。 いつの間にか疑う…

宗教とは?(1)

私が送った、あるメール(宗教二世のH君へ) H君へ この前は座を設けていただき有り難う御座いました。毎回素敵な人とお会いできるので私にとってはホントに楽しい一時となっております。 XXの入信の事で電話でと思いましたが、自分の意志をちゃんと伝え…