2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧
私の幼い時の記憶ですが、当時の家の水道は、井戸から電気式ポンプで吸い上げる方式で、たまにポン、ポンと音がするのです。 それは蛇口から出るナメクジの音でした。 でも気にしていませんでしたし、 当たり前のように、その水を使っていました。 家のトイ…
自分で、自分の心をコントロールする当たり前の権利を病に奪われる。 深い穴に落ち、閉じてしまいそうになる時、 「助けて!」と叫ぶ事も 「大丈夫!」という声も聞こえなくなるのです。 とても怖く、恐ろしい闇。 時には死よりも恐ろしい闇となります。 私…
世の中、色々な機会に「不公平だなぁ」と思う時があります。 一見、不平等と勘違いしてしまいそうですが、不平等は、ランナーで例えるなら、それぞれのランナーに割り当てられたスタートラインが、初めから動かせないようになっていて、しかも揃っていない状…
童話を書いてみました。もし、お子様がいらしたら、読んであげてくださいね。 昔々、ある山の麓(ふもと)の村に、三郎太という若者がおりました。 三郎太は、女房のお清(きよ)と二人仲良く暮らしておりました。 毎日、畑を耕(たがや)したり木を伐(き)ったりと…
宗教を持つ事の本来の意味を忘れ、知ろうともせず信仰する人がいかに多い事でしょうか。 リーダー、指導者となるお坊さんや神父様達がいつの間にか、高い位置から信者を見るようになり、本来のマスターの「教え」を広める事を忘れ、やがて権力争いになるケー…
私が送った、あるメール(宗教二世のH君へ) H君へ この前は座を設けていただき有り難う御座いました。毎回素敵な人とお会いできるので私にとってはホントに楽しい一時となっております。 XXの入信の事で電話でと思いましたが、自分の意志をちゃんと伝え…
あの子は空の青い色 その子は曇りのネズミ色 あの子は夕日の赤色で その子は虹の七つ色 神様みんなに配ったよ 絵の具に絵筆にパレットを 私の心の中の色 なんだか明るい色じゃない 色づけしたのはいいけれど いろんな絵の具をまぜ過ぎた 私は宗教を決して否…
(動物、布教されていない人々や概念を理解できない子供にとって、神や仏とは?) 神様と聞いたとき、白髪の髭を蓄えたギリシャ神話に出てくるような、あるいは、うっすらと目を開けた仏像のような姿を、一度は想像した事があるとおもいますが、 残念ながら…
いつか使うつもりの、物や服。 いつか見るつもりの、本や写真、録画。 いつか聞くつもりの、CDやレコード いつか話すつもりの、本音や悩み いつか行くつもりの、旅や場所 いつか使うつもりの、時間 いつか見るつもりの、真実 いつか聞くつもりの、言葉 いつ…
今、どうしても部屋からも、 外にも出られない人。 あなたが、どんな生い立ちや、想い、至った原因は、私には解りません。 それでも、生き続けて下さい。 お願いがあります。 死にゆく順番を変えないで下さい。 歳をとった人からという順番を。 あなたが今、…
物事の善悪を教える時「良い事をすれば天国へ、悪い事をすれば地獄」などと子供に話をします。 人に伝える時、難しい言葉を並べるより、たとえ話や映像が浮かぶような例で話す方が、理解しやすいからです。 まして子供相手となるとなおさらです。 良い行いを…
よく子供問題の討論番組などで、「親や先生は俺達のことをちっとも解ってくれない」という若者の意見を聞きます。 親も、「子供の考えていることが理解できない」とか「この苦しみを経験していない人が話す資格は無い」などです。 自分自身のことや、例えば…
子供を産む人も、そして生まない、生めない人も、子供が嫌いな人も、また今のところ生むことが不可能な男性も、この社会で生きている以上、何らかの形で必ず人間の種の保存、継続、すなわち子供達に関わっています。 ただ歩いている時でさえ子供達の手本にな…
歴史の授業は、本当に嫌でした。 なにせ、年号や出来事、名前など覚える事ばかりで、結局大人になっても、当時の授業で習った事は、ほとんど役にたちませんでした。 30代、古本屋で歴史がこんなにも面白いものだったんだと、気付かされる本と出会ったのです…
歳を重ねると、自分の人生について考えるようになります。 振り向いた時に、何を自分はしてきたのだろうか?と。 そして残された時間に想いを馳せます。 自分がこの世に存在していた事を、残しておきたいと願うかもしれません。 やり残したことが、たくさん…
産業廃棄物中間処理場 毎日運ばれてくる、様々なゴミ。 使っていない新品の販促グッズ。余ったのか、箱も開けていない建築建材の数々。 とにかく「もったいない」と、いつも呟(つぶや)いて仕分けをしていました。 そんなゴミの中で、多くの笑っている写真を…