心の道標

様々な自分の疑問に、自分で答えを見つける旅

自分って何?

生きる事の意味?⦅死生観⦆(4)

私達は奇跡の様に生れ出た。 勿論、誰もが望んで生まれた訳では無いが、生まれたからにはその意味や、何を成すのか誰しも考える時がある。 このブログ「何の為生まれたのか?1~3」でも書いたが、 生まれた事自体に意味は無い。 時代、時間や場所、環境で大…

生と死の狭間⦅今何をすべきか⦆(2)

人生も後半に迫り残りの事を考える様になった。 この歳になると訃報も増え、見送った人も多くなる。 以前の記事でも書いたが、「死」を意識したのは大好きだった叔父の死からだ。 今の様に病院で亡くなり、葬儀業者が全て用意し、棺桶に入った顔を見るといっ…

捨てられない

借家の我が家が狭いので断捨離しようと思いたったのだが、なかなか物が捨てられない。 そこでまず最初に価値がありそうなものはフリマサイトに出品する事にしたのだが、やはり慣れていないと難しい。 仕方なく本屋で出品の仕方なるハウツー本を購入。 逆に物…

なぜ、生きなくちゃいけないのか?

事故や災害に病気、犯罪や過失、そして戦争や紛争と、毎日の様に奪われていく数多くの命。 とりわけ生命に満ち溢れている幼い子や若者達の死は、心が張り裂ける。 残された者の心に浮かぶのは、まだまだやりきれていない人生への悔みや無力感に対する答えの…

生きる事は苦である⦅幸せの涙⦆(2)

最近、知り合いの訃報を聞きました。 彼は、私の妻と親しくして下さり、息子を川辺でのバーベキューや色々な所に連れ出してくれたりと、私自身お会いする事は無かったのですが、とてもお世話になった方でした。 2年ほど前に癌が見つかり既に転移しており、そ…

生きる事は「苦」である(1)

なぜ今の人類の進化は個々に自我という高度な意識を持たせ、「心」という概念を作り出したのか? そして「心」が生み出す様々な雑念や煩悩(仏教でいう所の自分自身を苦しめる心の事)を持つ羽目になったのか? アダムが蛇にそそのかされ果実を食べたから? …

誰が悪い?誰のせい?⦅正義と悪⦆基準となるもの(7)

人間としての個々の存在の意味は、多様性に他ならないのです。 前記事に書いた人間の武器とも言える「脳」 多用な考え方や、発見、知ろうとする好奇心や未来に対する想像力など、多くあればあるほど選択肢も増え、言い換えれば進化と同じ理屈になるのです。 …

誰が悪い?誰のせい?⦅正義と悪⦆その本質(6)

前回で自然の中には「正義(善)と悪」は存在せず、そして人間だけがそれらを決めつける事をしていると、そしてその根源にあるモノは「価値」と書きました。 人間が誕生して以来、自分達にとって価値の有る無しを決め続けながら今日に至るのです。 生きる上…

自分て何?⦅探求⦆(5)

誰かの為に死ねるか それは命を尊いものと知る心 己の為に死ねるか それは何があっても生きぬく信念 このブログでよく書いている事が、 「明日どんな気持ちであるか解らない自分なのだから、他人のこと等解るはずがない」という言葉です。 果たして自分の事…

運とは?

片目で世界を見ると二次元で見ている事になる。 すなわち、紙に書かれた世界。 でも、あなたは奥行きや、立体と認識している。 何故なら、脳の経験が生み出しているから。 目が見ているモノ全てが、見ている事にはならない。 脳の中に送られた情報を処理して…

宗教とは?⦅神の存在⦆(3)

幼い頃 ビー玉を透かし見続けていた自分がいた 今起きている事は 本当じゃないんだと思いながら 空想好きの少年とって 神の存在を信じる事はたやすい事で 何かを叶える魔法の様に ビー玉を見つめていた先にある 虹色の光があなただと もうすっかり歳をとり …

若者達へのメッセージ⦅幸せになれ⦆(3)

これから先、若い人達はどんな勉強をし、どの様な生き方をすれば、自身を含め人類全体が幸せに暮らしていけるのか、残念ながら現状を鑑(かんが)みて私にはなかなか想像する事ができない。 政治情勢も不安定な国が多く、エネルギーや食糧の問題も今までずっと…

私達は、何の為生まれたのか?(3)

人間以外の生物は、むやみに殺生や破壊はしません。 生きていく上で必要最小限に行うだけです。 (一部チンパンジーの中で、同種を殺す事はありますが) 予め食料を備蓄するといった知恵を持った事で、この地球上に繁栄をもたらしてきた私達人間ですから、動…

愛とは?(2)

悲しみは喜びを導ける。 そして喜びは悲しむ心を知っている。 愛は力を与えるけれど、 力は愛の前では無力だ。 そして愛の反義語は無視なのだ。 誰もが生まれた時から、 その答えを知っているはずなのに。 赤ちゃんや幼児を見て下さい。 彼らは自分の身の回…

愛とは?(1)

愛する事、愛される事、この意味を求め世界中の恋人達が、家族が、友達が、切なく悲しく、そして悩み続けている永遠のテーマ「愛」。 その答えを求めて人々は悩み、数々の音楽が作られ、詩が生まれ、芸術が育まれ、また時には争いが繰り返され、この瞬間にも…

嘘っぱちだらけの世界(1)

親ガチャというイヤな言葉があります。 容姿や環境を選べず生まれ、スタートラインがハズレという訳です。 逆もしかりで、親が思うような子供を産む事も出来ません。 この言葉から、諦めと噓っぱちの匂いがプンプンします。 みにくいアヒルの子は、実は優雅…

誰が悪い?誰のせい?⦅心の持ち方⦆(1)

誰のせいでもありません。自分のせいです。 でも、だからと言って自分を責める事ではありません。 その気持ちは、やり場のない気持を一時的に避難させ、先延ばしにしているだけです。 たとえ理不尽、一方的な言葉や要求であっても、一旦立ち止まり自らを省(…

対人関係に悩まない(2)

どうしても、この社会の中で生きていく上で、対人関係は悩みの一つになります。 この手の問題解決法として溢れているのは、常に自分に対する対処法、すなわち、悩ませる相手では無く、自分を変えていく事がメインになって話が進んでいます。 考えてみると、…

心の中は、空っぽがいい(2)

まっすぐ生きてる竹は 空間の積み重ね。 細くとも上へ上へと身は軽い 中身が無くとも側が曲がりを許さない それは心とよく似てる 心は空(くう)である 持ち込むからこそ曲がっていく 重みで支えられなくなる 空(くう)の積み重ねこそ 見事な一本になる 節は節…

心の中は、空っぽがいい(1)

「努力すれば報われる」「悪い事があっても必ず良い事がある」 「嫌われる人間になれ」「人とうまく付き合う方法」 「ポジティブに生きる」「必要とされる人間に成れ」 「過去にこだわるな」「人と比べるな」 「人のせいにするな」 こんな言葉が、山ほど溢れ…

偽りの自分がいる

二十代の頃一人暮らしをしていました。 ある日、高校時代の同級生から電話があり、彼は、宗教の事や生き方で親と関係が悪くなって、しばらく泊めて欲しいという内容でした。 それほど親しくはなかったが、「いいよ」と、電話をきりました。 彼が顔を見せたの…

若者達へのメッセージ(1)

君がいなくとも、地球は回るが、 君がいれば、世界が変わる。 君が生まれた 君に選択は無かった 何故なら生まれるべき存在だったから その理由に悩むだろう 誰も君に教えられないから でも君はここにいる それだけでいい 人は時に君を惑わせるだろう 誰かの…

見方を変えなくてはダメになる!(1)

空を見上げた時、雲はどんな色ですか? 白や灰、黒と様々ですが、沢山集まれば集まるほど色は濃くなります。 すなわち光が遮られ、重い色となっていくからです。 雲はやがて積乱雲となり、激しい雨と粒子の摩擦により雷を作り出し落とすでしょう。 すなわち…

心は何処にあるの?(2)

「心」は人間が生み出した概念です。 心は感覚です。 (このブログ「心は何処にあるの?(1)」を見て下さいね) kenpa.blue 人間であるあなたを、皮をむくように、 例えば肩書や地位、職業や年齢、誰かさんのあなたという立ち位置や血筋等、 どんどん剝いて…

あなたの帰る家

頭の中は家と同じ。 持ち主は、あなた。 他人を住まわさない。 あなたの化身も、あなたの代理も住人ではない。 あなただけの家。 朽ちた家には、誰も住みたいとは思わない。 光が入るよう、風が抜けるよう窓は、開けておこう。 掃除もして、いらないモノは、…

心は何処にあるの?(1)

「心は何処にあるの?」 とても簡単なようで、奥深い質問。 なぜか心は、平穏を避けてしまうようだ。 何かしら不安な要因を探し出してくる。 今、幸せと感じても「いつまで?」と。 さり気ない毎日が「もっといい生き方があるはず?」と。 いつの間にか疑う…

宗教とは?プロローグ 

あの子は空の青い色 その子は曇りのネズミ色 あの子は夕日の赤色で その子は虹の七つ色 神様みんなに配ったよ 絵の具に絵筆にパレットを 私の心の中の色 なんだか明るい色じゃない 色づけしたのはいいけれど いろんな絵の具をまぜ過ぎた 私は宗教を決して否…

生きる事の意味?(3)

あるアジア圏の貧しい国に始めて行った時、空港に着くなり、警備員に脅され、 お金を取られ、町中で散歩している時に、手に持っていたペットボトルをくれと子供が言うので、渡してやると、中身が日本茶と知り、目の前で捨てられたり、 写真を撮ってやると言…

何の為生まれたのか?(2)

「人間、生物は、なぜ存在しているのか?」の中で、「あえて人の存在の意味は、と問うならば、地球上での生物の生き残りゲームの一員であり、例えば人の住んでいない家は早く朽ちます。 地球という大きな家を空き家にしない為、どの種族が残ろうが、どの生物…

何の為生まれたのか?(1)

花は 葉っぱに感謝した 立派に育ててくれたこと 葉っぱは 枝に感謝した 光の気配り見事だと 枝は 根っこに感謝した しっかり支えてくれたこと 根っこは 花に感謝した 苦労がやがて実を結ぶ あなたは誰に 感謝した? 誰もが一度は考える自分に対する問いかけ…