詩
フィリピンは14世紀後半、中国~東南アジア~インド~中東を繋ぐ航路上で海上交易を行っていたイスラム商人の影響でイスラム教が広まりました。 15世紀にマゼラン率いるスペイン船団が武力で介入し、キリスト教を強要する様になりました。その後ポルトガルが…
もしあなたが分岐点に立ったとしたら、 何を基準に道を選ぶ? 誰かのあとに、付いていく?立ち止まって相談? その時点で、もしかしたら答えは決まっているのでは? そう……大抵答えは決まっていて、ただ裏付けが欲しいからだけ⁉ 起点、中間点、終点。 大切な…
このブログで人生は「苦」であると書いています。 では一体「苦」とは何のことなのでしょうか? ・苦痛・苦悩・労苦・苦戦・苦手・苦悶・苦情等など沢山の苦の付く言葉があります。 精神的なものや肉体的なものと、また両者が重なるものまで、生きている中で…
前回、生まれた意味の事を記しましたが、では私達は何の為に生きるのでしょうか? 身体は出来る限り意志とは関係なく生きようと必死で頑張ります。 それは、人間だけでなく生物みなその様な仕組みで、死は遺伝情報を受け渡す代償として訪れます。 身近な昆虫…
私達は奇跡の様に生れ出た。 勿論、誰もが望んで生まれた訳では無いが、生まれたからにはその意味や、何を成すのか誰しも考える時がある。 このブログ「何の為生まれたのか?1~3」でも書いたが、 生まれた事自体に意味は無い。 時代、時間や場所、環境で大…
人類が誕生して以来、争い事が無くなる事は無かった。 国内での争いや他国との争い。 そして侵略や植民地化とどれも権力、利権争いが主な原因だ。 それ以外にも宗教や民族の違いによるによる争いと人類は平和とは無縁の歴史を刻み続けている。 未だに、世界…
人間は置かれている環境に大きく影響される。 例えば私もそうだが、お金が無い時や困っている時、心から喜んだり楽しんだりできない。 考えまいとするのだが、いつも心の片隅に残って何かの拍子に顔を出す。 「何とかなる」と自身に言い聞かせてもつい「お金…
誰でも憧れる人がいて、自分もそうなりたいと考えるものだ。 スポーツ選手や芸能人など活躍している人達だけでなく、理想とする外観や生き方。 でもたいていの場合、実現出来る人はほんのわずかだろう。 このブログ「心の道標」は、ごく一般の人達に焦点を当…
あれほど騒いでいた宗教関連のニュースもあまり報道されなくなった。 政治家が票欲しさに宗教団体を利用している事も、宗教二世問題も何かあやふやなまま時ばかりが過ぎていく感じだ。 新興宗教も含めて宗教と共に生き、関わりのある人達は欧米に比べ少ない…
TVでライブをやり、音程が狂い、声がちゃんと出ていなかった音楽ユニットがいました。 勿論CDや音楽配信では完璧な歌声のユニットです。 ライブ後、SNSを中心に「下手だった」という様な発言が沢山見受けられましたが、意外にも「緊張していたから可哀そう」…
30代の頃、演歌のプロモーター、主催者関連の仕事をしていました。 アルバイトを探している時にふと目についたのが{音楽関係の仕事}という項目でした。 ですから演歌とは知らずに面接を受け、採用されました。 演歌に興味は全く無かったのですが、お金に困…
自分の事が嫌いにイヤになる事は誰でも感じる感情です。 それは、何より自分の事を一番解っているからです。 誰もが人には知られたくない一面を持っていますし、嫌いになる理由はきっと星の数ほどあるでしょう。 容姿から性格まで、毎日自分と付き合っている…
遠い記憶となってしまった学生時代。 明らかに不良っぽい奴や気の弱そうな奴が目に見える形でいる時代だった。 怖そうな奴には近づくまいとおびえながら学校生活が送っていた事も、今は懐かしい思い出として残っている。 必死でアルバイトをしながら貯めたお…
テストが終わって、高校生の息子が帰ってきた。 「テスト、どうだった?」 「……」 「もう一つって事か?」 「……理科が全然解らない」 目も合わせず、ボソッと話す。 「あっそう!残念!」 あれほど喋っていた小学生の頃の息子は、寡黙(かもく)の人となった…
私が音楽スタジオで働いていた時に出会った人達は、素敵な経験と、出会いという大きな財産として今も心の中に残っています。 ある日、大阪のタレントさんから自作曲のカラオケを作って欲しいとの連絡を頂きました。 彼女は、アシスタントや講演、本の出版等…
幼い頃、我が家では動物好きの父がペットと称して色々な動物を飼っていた。 犬、九官鳥やメジロ、カナリアに文鳥、ニワトリ、カメと日曜大工が得意な父が檻を作り、それは賑やかだった。 よく野良猫が侵入し、鳥をくすねていった。 父は怒りながら破れている…
事故や災害に病気、犯罪や過失、そして戦争や紛争と、毎日の様に奪われていく数多くの命。 とりわけ生命に満ち溢れている幼い子や若者達の死は、心が張り裂ける。 残された者の心に浮かぶのは、まだまだやりきれていない人生への悔みや無力感に対する答えの…
誰かの為に死ねるか それは命を尊いものと知る心 己の為に死ねるか それは何があっても生きぬく信念 このブログでよく書いている事が、 「明日どんな気持ちであるか解らない自分なのだから、他人のこと等解るはずがない」という言葉です。 果たして自分の事…
それは、自分に無いモノを他人から得ようとし 底なしのような無力感を感じるはずだ。 そこにあるのは罪悪感に落ちる優越感。 穏やかには程遠い。 何も持てない人達の不幸と、お金や権力を持つ人達の不幸は、 選べるか、選べられないかの差だけで、不幸にかわ…
「暑い、暑い」と風を待つ 木陰のまだらな陰陽が 涼感を呼び寄せて 当たり前の日常に感謝する 戦火の中で逃げ惑う 「暑い、暑い」と叫ぶ声 時を経て聞こえるその声に 想いを馳せて汗を拭く 無駄では無かった命だと 風は心を通り抜け 大きく心を揺さぶった 今…
幼少期にはTVのヒーローに憧れ、青年期は実現しそうな映画の主人公やドラマに出てくる主人公に自分の未来を投影させていた。 20代、30代の頃は、それでも夢を追いかけ、実現させる為の余力もあったし、周囲の動向などどうでも良かった。 同年代が次々と就職…
片目で世界を見ると二次元で見ている事になる。 すなわち、紙に書かれた世界。 でも、あなたは奥行きや、立体と認識している。 何故なら、脳の経験が生み出しているから。 目が見ているモノ全てが、見ている事にはならない。 脳の中に送られた情報を処理して…
幼い頃 ビー玉を透かし見続けていた自分がいた 今起きている事は 本当じゃないんだと思いながら 空想好きの少年とって 神の存在を信じる事はたやすい事で 何かを叶える魔法の様に ビー玉を見つめていた先にある 虹色の光があなただと もうすっかり歳をとり …
「自分を信じていますか?」 もしそんな問いかけをすると、ハッキリ「信じている」と断言出来る人は、そう多くはいないかも知れません。 よくスポーツ選手が「自分を信じて頑張ってきました」とインタビューなんかで話していますが、そもそも、「自分を信じ…
人間は、当たり前だが歳を取る。 長生きすればするほど次第に見送る人も多くなる。 ただ、命が長らえるだけの話なら簡単に済むが、生きている意味にも関わってくる事で、人間としてどう生きていけば良いかという事も考えていかなければならない。 このブログ…
これから先、若い人達はどんな勉強をし、どの様な生き方をすれば、自身を含め人類全体が幸せに暮らしていけるのか、残念ながら現状を鑑(かんが)みて私にはなかなか想像する事ができない。 政治情勢も不安定な国が多く、エネルギーや食糧の問題も今までずっと…
想像力は、子供ならみんな持っています。 オモチャで遊ぶ時も、友達と話す時も、想像力全開で挑んでいるのです。 大人になるにつれ、忘れてしまう想像力の素晴らしさやその力は、大人にこそ今必要なモノなのです。 何故なら、未来である子供達を、居場所であ…
不快で不愉快な言葉は孤独と常に隣り合わせ 発する言葉に責任を取らせない 人に不幸を呼び込み 自分までも巻き込まれる 言葉を謙虚に使う事 たとえ辛くとも 熟した言葉を紡ぐなら やがて引きずられるように心がついてくる 口から出るその言葉 時として助けに…
子供って幸せに一番近い所にいるんだ だって ポロポロ幸せを落としながら歩いているから 涙だって本物だもの 寄り道だって アトラクションに変えちゃうんだから。 ポケットに入りきらないんだね。 ほら!また落としたよ どんな未来を生きていくのか、どんな…
夜の街を歩いていると 影がいっぱい映るんだ 本当の影はどれだろう? 僕は独りっきりなのに 太陽の様な まっすぐな光に照らされる影は はっきりと一つだけ そんな風に 誰かを照らしてあげたい あなたが誰か迷わないように 歳をとると、今迄の自分のやってき…