物事の善悪を教える時「良い事をすれば天国へ、悪い事をすれば地獄」などと子供に話をします。
人に伝える時、難しい言葉を並べるより、たとえ話や映像が浮かぶような例で話す方が、理解しやすいからです。
まして子供相手となるとなおさらです。
良い行いをすれば天国、悪い行いをすれば地獄と、簡単な話ほど解りやすく、聖書、経典にたとえ話が多いのもその為です。
仮に天国と地獄が本当にあるのなら、しかしどうやって線引きをするのでしょうか?
例えば殺人は誰が裁いても地獄行き?ですが、
戦争や平和維持の為の武力行使による殺人はどうでしょう?
巻き添えで一般市民が殺される事は?
餓死する人達が出るほどの制裁や直接関わらずとも、それを命令した人、賛成した人、傍観した人、またそれに使われる兵器を作った企業及び従業員はどうなるのでしょうか?
人間以外の動物は?
「いや、最後に神様がその線引きをするから」と言われそうですが、人間が生み出した道徳や法律、そして倫理観、宗教観で天国行き、地獄行きを決めている事と矛盾しないでしょうか?
やはり天国地獄は、宗教やお化けの話や、民話、映画の中だけの話なのです。
答えはNOです。あの世にも、死後の世界にも、この世にも、
天国や地獄はありません。無いのです。
ただ、無いと言い切れないのも事実?です。
それは心の中に存在する天国と地獄です。
人間は繋がっていなければ生きていけない生物です。
その為には、ルールが必要になるのは当然です。
無秩序では、人類は滅びてしまいます。
しかしルールは絶対ではありません。常に見直しが必要です。
そのルールの見直しに、天国や地獄の線引きを持ち出し、都合により変えてしまうことが、不幸な結果を生んでしまう事になるのです。
だからこそ、線引きは、あなた自身でするのです。
今までに教わった道徳や法律、環境、倫理観、宗教観、良心などで、線引きをしていくのです。
心の中の線引きは、とても難しく、常に見直さなければいけません。
必ず自分で常に見直してください。
その為には、常に今起きている事に、注意を向け、昔の人達がどうやって行動してきたか、人間の愚かさや素晴らしい行い等、過去を振り返る事で、学べるのです。
無関心が、状況を悪くする源(みなもと)です。
特に宗教による影響はかなり大きいものです。
決して宗教を否定するわけではありません。
が、その線引きが時として、争いや差別、金儲けや権力に使われているのも事実です。
死後の世界には、何もありません。
信じる、信じないは自由ですが、天国や地獄を語って、考えを変えさせようとしたり、お金の話や何かを購入させたりする人には、気をつけて下さい。
どんな立派な戒名であろうが、お葬式であろうが、その事で、行先が変わるはずがありません。
お金では絶対に買えない事だからです。
天国や地獄に行って、帰ってきた人は一人もいません。
誰も経験した事の無い事への恐怖心や不安を煽(あお)る人には、何か別の意図が必ずあるのです。
やはり大切なのは、心の中の天国と地獄です。
考えてみてください。
私も含めて心は、天国に行ったり、時に地獄に堕ちたりしていることを。
心の地獄から這い上がった人達の言葉が響くのは、その恐ろしさを経験したからです。何かちょっとしたことで、誰かを助けた時でさえ、心は天国にいます。
そしてその心地よさから、また、誰かを助けていきます。
人命救助に携わる人たちが、まさに天国を見せてくれているではありませんか。
お地蔵様が閻魔(えんま)大王という事は、現世を大切に生きなさいという、祈りが込められているメッセージなのかもしれません。
来世の事は、いずれその時が来れば解ります。
そんな誰も知らない来世よりも、今生きていることに、感謝し、何が出来るのか?心の中の天国と地獄の線引きをどのようにすればよいのかを、あなた自身の言葉で次の世代に伝えていく事にどうか時間を使って下さい。
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