心の道標

様々な自分の疑問に、自分で答えを見つける旅

川の流れのように

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人間は自然の一部です。自然は何らかの秩序を持って、この地球を維持しています。

もし、人間という生物が、弱肉強食の摂理に沿って生きて存続する道を選んだなら、それも自然の摂理でしょう。

しかし私達はその道を選んではいません。

弱い立場の人や、危機に直面している人々、差別や偏見の中にいる人達を、助ける存在がいるという事実は、自然という摂理の選択です。

すなわち、どのような環境や境遇であっても助け、共存しなくては、生きていけないという自然の出した答えです。

その自然の一部である人間が出した答えに沿う生き方を選ばないと、やがて存続の危機を迎える事になるのです。

ほんの少しの間違った選択が、積もり積もって自然が望まない方向へ、大きく舵を切る可能性がある事を、忘れてはいけないのです。

それは日々の、個人個人の生き方とも言えるでしょう。

「助けなくては」

「何とかしたい」

と思うその気持ちが、心の底から湧き出てくるのも、自然の摂理から出てくる感情です。

社会全体が許容できる範囲を広げて、受け入れるように、自然が仕向けているのです。

それに反し、心無い中傷や、弱いものイジメ、差別をしている人達は、大きな自然の流れに逆らっている人達です。

彼らは流れにわざと歯向かう愚かな人達です。

川の流れに逆らい歩く事がたやすい事では無いことぐらいわかって当然なのにです。

いずれ、足元をすくわれ、溺れてしまうでしょう。

それが自然の摂理だからです。

しかし、そのような遡って来る人達を放任し、増えれば増えるほど、川はせき止められ、流れは鈍くなり留まります。

見て見ぬふりをする事は、彼らの行動を許している事と同じなのです。

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 私達はその大きな流れに流されているだけではありません。

いくつもの支流から流れ込む、川幅を広くなだらかにする責任があるのです。

私達社会は、リーダーを生み出し、その下で日々の生活を営んでいますが、私達を導くリーダーが、間違えた方向へ行きそうになった時に、正さなくてはなりません。

岐路に立った時の川の行方の選択に関わる重要な事だからです。

時に堤防を乗り越え、溢れ出し取り残されるでしょう。

狭くなった川幅で、流れが滞るでしょう。

想定外としての言い訳で逃げる事は出来ないのです。

自然は、人間が頭で考えられるような、筋書きで導いてはいません。

命の厳しさは、野生の動物たちを見れば解ります。

その事を身近として感じる事が出来なくなっただけです。

人間は集団で生きる道を、自然に則って選んだのです。

個々では弱く、貧弱でも集団で困難に立ち向かうように、導かれたのです。

その繋がりを弱め切り捨てる世の中は、牙の無いライオンや爪の無い鷹と同じ事です。歴史という地図に描かれた、川の行方は、同じ失敗をしない為の道標です。

 

残念な事に、その大切な地図を見ない、見せない人達が必ず現れ、振り出しに戻してしまうのです。学ぶ機会を失った人達は、知らぬ間に地図を持たない難民となり、置き去りにされていくのです。

大きな川の自然な流れを、絶望感で立ち尽くし、ただ眺めるだけの難民となるのです。

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愛する人達から流れ込む

人生という名のあなたの支流

心の広さは川幅で

流れは、歓喜に満ちるだろう

生き方という水の

深く澄み渡る透明度に

誰もが心惹かれ流れ込む  

命という名の大きな川に流れ込む

川面に夕日が差し込んで

金貨が一面舞い踊る

 

私達は、命という大きな川に、流れ込む人生という名の支流です。

家族や友人という支流から流れ込む水は、豊かな流れとなり、あなたの川幅が、心の大きさを表しています。

その豊かな流れを受け止める心を持たないと、あなたの川はやがて枯渇するのです。

このままだと、人生という川の支流から、大きな流れへと注ぎ込む事が出来なくなるのは、時間の問題です。

ギスギスした世の中が、心を病む人達を生み出すのも、必ず訳があるからです。彼らの存在が、自然の摂理からの正しい選択に戻そうとしている存在なのです。

助けを必要としている人達の存在こそ警鐘警告であり、受け止めなくては誰も、いずれ生きていけなくなってしまうのです。

彼らからの流れ出す水は、喉を潤し自然の流れへと導いていく、大切な水源だからです。

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木々を育て、森を潤し災害から守ってくれる湧き水です。大切なその存在を、支えてくれている存在を、忘れてはならないのです。

そろそろ、どんな立派な堤防を作り整備しても、流れる水が無くなれば、意味がない事に気付かなければいけない時期に来ているのです。

「ヘイト」「イジメ」「差別」「蔑視」「忖度」「権力」「独裁」など、こんな言葉を生み出した私達。

こんな言葉が使われなくなる世の中は、いつ訪れるのでしょう?


アインシュタイン150の言葉

 アインシュタインの言葉より

「My belief is, to the outstanding spirit that is present in the weakness and fragility, are made up of humble tribute.」

『私の信念は、弱さや儚さの中に存在する卓越した精神に対しての、謙虚な賛辞から成り立っているという事です。』

 

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