心の道標

様々な自分の疑問に、自分で答えを見つける旅

死は語らず(後編)

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「死」は決して忌み嫌うものでも、勿論穢(けが)れているものでもありません。

人生の一部であり、「人類」という物語の句読点なのです。

 

誕生も死も

そして愛もあなたに起きる突然の必然で

あなたが望んで起きるモノでは無い

死ぬ為に生まれ

愛が生と死の境を取り払い

死は寄り添い共に生きる

あなたが何者であるかは

死が語る問いかけによって理解する

儚さと無力が痛いほど心を締め付け

生へと理解する

 

「死」という言葉からは、残酷で言い知れぬ不安や恐怖という印象を受けますが、

結局、何をどう生きてきたかで 「死」というものが決まってくるのです。

ですから誰も教える事が出来ない死後の事を、あれこれ考えたり悩んだりする事は無駄なのです。

死んだ後は決して何も出来ません。

誰かが、死後の世界を話したとしても、根拠のない話を聞く必要はありません。

はっきり書きますが、死後の世界はありません。

行った人が、帰ってきた事もありません。

まして何をもって線引きをするか判らない天国や地獄もありません。

(注・天国、地獄はあるのか?を見て下さいね)

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それよりも今の現実に対しどう向き合っているか、どう生きているかを考えるべきなのです。

死後の世界を考える事は意味が無いのです。

 

アインシュタインの言葉より

「Life isn't worth living, unless it is lived for someone else. 」

『誰かの為に生きてこそ、人生には価値がある。』

 

塵から生み出されたものは、塵に還(かえ)る。                     

あなたが体験した事、言葉、見たり聞いたり記憶したもの、力、全てあなたと共に塵に帰る。

そこにはもう何もない。

あなたの存在した証(あかし)は、物や写真、人々の記憶やデータで残るが、あなた自身はあなたの存在を塵に帰す。

あなたが行(おこな)った全ての事、財産そして執着、何もかもあなたと共に無になり、それらはあなたを惑わせない。惑わされない。

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生(せい)に生き、愛に生き、そして創造に生きたなら、あなたは時間と次元を超える。

生に生き、愛に生きた人々の記憶によって。永遠の命として。

もしあなたが生(せい)に生きず、物や観念に執着していたとしたら、やがてあなたの存在は途絶えるだろう。

 

「死」とは、通過点です。

全てが無くなるわけではないのです。

あなたの教えや生き方が、「魂」という形で、残された人達に残るのです。

あなたが、誰かの心の中に残り、あなたが残った人達を支え続けるのです。

愛する人達だけではなく、見知らぬ誰か、あなたがかかわった事のある人全ての心の中に、あなたは生き続ける事が出来るのです。

人類が誕生して以来、殺戮の繰り返しです。歴史を見れば歴然です。

すなわち、想像するような「魂」がもしあるとするなら、恨みや無念がそこら中に存在している事になります。

人間だけではなく、殺された動物たちも、その無念がそこら中漂っている事でしょう。

「魂」とは、亡くなったあなたが、生きる事の奇跡と素晴らしさを歓喜させる為に、生きている人達へのメッセージの形なのです。

あなたが残した、言葉や笑顔が「魂」そのものです。

殺された動物達に感謝する心が「魂」なのです。

日本でも精霊という形で、自然と向き合い謙虚さを学んできました。

 

考え、大切にしなくてはいけない事は、全力で生き抜く事と、唯一永遠に残せる「生き方」「生き様」が大切なのです。

「死」は終わりではありません。

死んでからの待遇を考えても、何の意味も有りません。

死後の世界など無いからです。

天国、地獄、三途の川など、全て今をどう生きるのかという戒めであり、召される最後の時までの、あなた自身の行動が全てなのです。

奇跡の連続で、私達は生かされています。当たり前ではありません。

同じ毎日の繰り返しなどありえないのです。

もし、そう感じるなら、あなたが奇跡の連続に気付いてないだけです。

だからこそ、「死」は通過点にすぎず、奇跡の流れの通過点なのです。

 


アインシュタインの言葉 エッセンシャル版

アインシュタインの言葉より

「There are only two ways to live your life.One is as though nothing is a miracle.

The other is as though everything is a miracle.」

『人生には、二つの道しかない。

一つは、奇跡などまったく存在しないかのように生きること。

もう一つは、すべてが奇跡であるかのように生きることだ。』

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お墓やモニュメントは、心の支えになり過去の人達との会話の場所でもあります。

ただ、魂という形でいつも生きている人の傍にいます。

いつでも、何処ででも祈り、助言を聞くことが出来るのです。

生きている、あなたの心の中に「魂」があるからです。

 

あなたが受け継いだ、先人たちの想い。

あなたは、次の世代へとつないでいくのです。

「魂」という形で。

 

「魂とは?」…この「心の道標」のブログで書く予定です。

 

 

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