心の道標

様々な自分の疑問に、自分で答えを見つける旅

神様はいるの?(1)

 

(動物、布教されていない人々や概念を理解できない子供にとって、神や仏とは?)

 

神様と聞いたとき、白髪の髭を蓄えたギリシャ神話に出てくるような、あるいは、うっすらと目を開けた仏像のような姿を、一度は想像した事があるとおもいますが、

残念ながらそういう意味での神様はいません

NOです。

 

偉大なるマスター達が神、仏と呼んだもの、

多くの人にその存在を伝えたかったもの、

そして神、仏と呼ばざるを得なかったものとは、

ひとつのモノ、形を指すのでは無く、大きな流れ全体を指す言葉なのです。

 

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他の言葉で置き換えるとしたら

 

「あるがまま」

「創造」

「いのち」

「死」

「瞬間」

「宇宙」

 

それは「全て」であり、どこにでも存在しているのです。

そしてまさに自分自身でもあるのです。

 

37兆もある細胞の見事な調和によって保たれている人間。

たった一つの細胞でしかないのにも関わらず、たくましい生命力を見せる細菌。

数日の命でしかない虫。

何年も動かない石や何百年も生きている木。

食器や靴や服。

山や海。

そして美しい星々。

どれもこれも全てが「神」「仏」なのです。

そしてその事を人々に気付かせる為、マスター達が説き、時にはたとえ話を使い戒律を守らせ、ある時は苦行を強い、伝えようとしたのです。

 

なぜなら人以外のモノや生物はすでにその事を知っているからです。「あるがまま」「創造」「いのち」「死」「瞬間」「宇宙」「全て」をです。

知らないのは、気付いていないのは人間だけなのです

 

道具を大切にする。

食べる前に作った人を想い感謝して食べる。

自然に対し謙虚に、そして畏敬の念を持つ。

昔から特定の神仏に関係なく、人類の祖先がやってきた事を考えれば、もしかしたら忘れさられ、置き去りにしてしまったのかもしれません。

 

ただし、小さな子供達はそんな事知らなくても、体全体でその意味を表現しています。

 

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神という言葉は宗教と隣り合わせで語られることが多いのですが、宗教の都合上、救われ、願い、回避し、責任を負う誰か、すなわち第三者が必要になり、その結果、それぞれの宗教にとって都合の良い神仏を作り出したのです。

擬人化することによって親近感が持てるでしょうし、解りやすくする為のたとえ話に最適だからです。

しかし、どこでどう道をそれたのか、本来偉大なるマスター達が伝えたかった事が、

都合の良い解釈によって曲げられ、時には欲に、時には政治に利用されて形だけの神様像が出来上がってしまったのです。

「神様は、仏様はいるの?」

子供がそんな問いかけをした時、ゆっくり時間をかけ、話してあげて下さい。

「神様、仏様はいるんだよ、いつもそばに。それはあなたであり、この世の全ての事を指すんだよ。だから神様、仏様にお願いする事は、自分に約束する事なんだよ」と。

 

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人間は弱い生き物です。何かに守られたいのです。

ある人は「権力」という鎧

ある人は「財力」という武器

ある人は「民族」という砦

 

何も持っていない人は「神様」なのかもしれません。

 

でも、この地球上の生物も、いや宇宙も含め、初めから、大きな存在で見守られているのです。

鎧や武器や砦が、いかにもろく、愚かしいという事に気付く事が出来れば、私達は私達で守れるのですから。

 

「大きな存在」は、その事を願わずにいられないと思います。

たとえ一輪の花でさえも、私達を祝福していてくれているのですから。

 

 

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時間て何?

 

いつか使うつもりの、物や服。

いつか見るつもりの、本や写真、録画。

いつか聞くつもりの、CDやレコード

いつか話すつもりの、本音や悩み

いつか行くつもりの、旅や場所

 

いつか使うつもりの、時間

いつか見るつもりの、真実

いつか聞くつもりの、言葉

いつか話すつもりの、感謝

いつか行くつもりの、平穏

 

その、いつかは「いつ?」

 

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私達は普段、時計や周りの環境、明暗で、時間を認識しています。

時間という概念は、もちろん人が作ったものであり、社会を維持管理する必要性や、現在・過去・未来という流れの単位が必要だったからですが、他の生物にとっては関係ありません。

自身の、存在しているかどうかの認識すら無いかもしれません。

 

あっという間や、やたら長く感じる時間。

例えば幼い頃、夢中で遊んだ時間は、とても早く感じます。

逆に刺激の薄い会議や仕事などは、長く感じます。

 

楽しかったり、する事が多かったり、夢中だったりする時、脳内が興奮状態で、短く感じ、逆にいやな事や退屈、思うように進まない等、脳の情報処理が遅く、マイナス思考の時は、長く感じます。

誰にでも平等に正確な時(とき)が流れているのに。

だから考え方次第で、時間を伸ばしたり、縮めたり出来るという事になります。

 

 時間は、変わらないものとしての尺度ではあるけれども、人それぞれに、流れ方が違い、直線ではなく、揺らぎを持つ曲線です。

誰かと合わせる必要もなければ、合わせさせることを強要する事も出来ません。

ただ、共有することは出来ます。

時間軸の上での共感、共鳴、方向。

「時間」横軸に対して、時間軸の上で、陽の思考(ポジティブpositive)プラス思考への曲線の振り幅が大きくなる時、まさに同期する瞬間です。

 

そして、さらに芸術や本、映画や音楽が加わることにより、振り幅の大きな曲線を、描く事も出来るのです。

言い換えれば、たとえ短い時間だったとしても、濃厚な密な時間を過ごす事が出来るという意味です。

そして誰かと重なった時、その人と共有という形で現れるのです。

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例えば、あなたが授業を受けているとします。

仮に90分だとすると、クラス全員90分の時間が過ぎます。

授業の途中から、先生の話がとても面白く、皆が興味を持って聞き入る時が、時間の曲線の陽の思考への振り幅が大きくなった時で、

その振り幅は、クラスの仲間が同じように重なっている時なのです。

その時間が例えば「10分」だとしても、脳が感じる時間は、「10分」では無く、陽の思考に曲線での速い「10分」の時間という事です。

 

反対に、負の思考(ネガティブnegative)マイナス思考に振り幅が大きくなればなるほど、抜け出す事が難しくなります。

ただ負の思考に振れている人と、陽の思考の人が時間を共有にする事で、時間が重なり、負と陽の思考を打ち消し合い、良い方向への時間の流れとなっていくのです。

 

何度も書きますが、

時間の定義は、人が作ったものです。

あなただけが、あなたの時間を管理できる主であり、物や他人に管理させるべきではありません。

そして

あなたの時間は、心の中に過去や未来がたくさん詰まっていて、心の中で自由に行き来する事ができ、それは今のあなたの心の状態によって行く場所や時間も変わります。

 

 

無意識でも、時計や仕事、明るさ等、脳が意識している為、時間が存在しているのです。

例えば「石ころ」自体には、時間は当てはまらない事になります。

ただし、あなたが見た事で、「石ころ」に時間が流れるのです。

動物園にいる「ゾウ」はあなたが見ていないので、時間は流れていませんが、傍にいる飼育員が見ている「ゾウ」には、時間が流れています。

「ゾウ」が人間の時間の概念を作ったわけでは無いからです。

 

同じように、

あなたが自分の「子供」を見る事で、「子供」の時間があなたに流れ込んでくるのです。

見なければ、時間の共感や共鳴は起きず、時間の流れは、違ったまま、もしくは止まったままです。

 

今は、余りにも廻りが早すぎて、追いつけなくなっている人達が増えている気がしてなりません。

だからこそ、あなた自身がその流れに乗るのではなく、流されるのでもなく、あなたの時間を、あなた自身で管理し、見守り、大切にして欲しいのです。

 

そして、出来ればTVやVTR、ネットという仲介なしに、見るようにしたいものです。

 

多くのもの見る事、感じる事で、豊かにも出来るその時間。

人間が生み出した愛おしい時間。

それは命が尽きた時に、無に帰るのです。

だから、大切にして下さい。

 

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遠く飛んでいる飛行機は、遅く見えますが、同じ速さで車だと、アッという間に過ぎてしまいます。

対象(この場合、飛行機や車)の背景に、比べる物(建物や山等)が有るか無いで、感じ方もぜんぜん違います。

あなたが、飛行機の窓から下を見た時の地上と同じように、想像すら出来ない宇宙の広さから見る時間は、この地球が刻んでいる時間など、一瞬でしょうし、

地球自体の速度なんて、意味が無いほど遅いと考える事も出来るのです。

 

余談ですが、

地球の自転は、時速約1700㎞。公転速度(太陽の周りを回る)は、時速約10万kmです。更に、太陽系自体も銀河を時速約864,000kmで移動しています。(正確な数字ではありません。参考として載せています)けれども、地球の上にいる私たちは、全く意識していませんし、感じる事も出来ません。

地球の一日の時間も少しずつ遅くなっていて、遠い未来には一日25時間になる可能性もあるのです。

 

 

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引きこもりの「あなた」へ

 

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今、どうしても部屋からも、

外にも出られない人。

あなたが、どんな生い立ちや、想い、至った原因は、私には解りません。

それでも、生き続けて下さい。

 

お願いがあります。

死にゆく順番を変えないで下さい。

歳をとった人からという順番を。

 

あなたが今、どんな気持ちで、毎日を過ごしているのかを、私なりに考えてみました。

ただ、とっても心が疲れていたのでしょうね。

そして、まだ心を閉じたまま、痛みにさいなまれているのでしょうね。

もしかしたら、今の状況を変えたいと思っているかもしれませんね。

もしかしたら、話したい事がたくさんあるのでしょうね。

理解してくれる人に会いたいかもしれませんね。

普通になって欲しいという言葉にうんざりしているかも知れませんね。

かまって欲しいのに、かまって欲しくないのでしょう。

生きていくのが、辛いと思っているかもしれませんね。

いつの間にか、知らずに時間が過ぎてしまっているのでしょう。

 

ただ忘れないで下さい。

たとえ引きこもり状態であっても、あなたの心の中までは、誰も縛り付ける事は出来ません。

たとえ引きこもり状態であっても、心は自由です。

たとえ引きこもり状態であっても、いつか必ず、その事を振り返れる日が来ると。

 

あるTV番組で、フィリピンの引きこもり青年(30代ぐらい)を取材している映像を観ました。

彼は暗い部屋の中(はなれのような場所)で、一歩も外に出ず取材時、病気になっていました。

爪も髪も伸び放題、食事は彼の年老いた母親が、口元まで運んで食べさせていました。

日本と違い、フィリピンでは、国や市からの支援や救済などはありません。

結局、彼は取材後、亡くなってしまいました。

たとえ健康で、若くても仕事にありつけないのが、この国の現状です。

更に事態を深刻にさせているのが、麻薬の存在です。

麻薬に逃げ道を求め、結果、廃人のようになってしまう人達が、この問題を大きくしています。

心を病んだ人や身体の不自由な人が、表を歩く事はめったにありません。

ずっと一生、家の中で過ごすのです。

それは 自分の意志とは関係なく、半ば強制のような現実があります。

田舎ではさらに、世間の目を気にする人たちが、いまだ多くいるのです。

 

昔の日本の一部でも1900年(明治33年)「精神病者監護法」により、精神障がい者を強制的に座敷牢に入れました。

「私宅監置」と呼ばれる制度で、自宅に設けた小屋や部屋に閉じ込め、行政がそれを管理するという、極めて悪質な法律で、私の記憶では教科書にも載っていませんでした。

世間の無理解、偏見、家族が隠したがる事が多かった時代背景もあったのです。

 

誤解をしないで下さい

そのような過酷な現実があるから、あなたは、まだましだ、と書いてはいません。

 

なぜなら、苦しみや孤独や、息苦しさは、本人しか解らないことで、比べる事自体が無理だからです。

むしろ、世界で今なお過酷な現状がある事を、私も含め、私達がもっと知らなければならないのです。

 

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閉じこもりの事で悩んでいらっしゃる廻りの方。

とても辛く、大変で、私にはその胸の内を想像する事しか出来ません。

でも、機会があればそのような悲惨な人たちの現状や過去の歴史上の過ちも、心の片隅に置くだけでも、何か違った見方が出来るかもしれないと思うのです。

 

あなたが、もし心を病んでいるなら、今は治る時代です。

少しでも、時間の流れ方を変えてみてはどうでしょうか。

 

あなたがいるだけで、生きているだけでいいと、声を掛けさせて下さい。

このブログの「生きる事の意味?」でも書きましたが、私達はこの世界に、遊びに来ているのです

遊びが終わって、還るのです。

 

どうか、その遊びがもっと楽しくなるよう願っています。

遊んでいる時間は、あっという間に過ぎてしまいます。

もう一度書かせてください。

生きて、生き抜いて下さい

 

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天国、地獄はあるのか?

 

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物事の善悪を教える時「良い事をすれば天国へ、悪い事をすれば地獄」などと子供に話をします。

人に伝える時、難しい言葉を並べるより、たとえ話や映像が浮かぶような例で話す方が、理解しやすいからです。

まして子供相手となるとなおさらです。

良い行いをすれば天国、悪い行いをすれば地獄と、簡単な話ほど解りやすく、聖書、経典にたとえ話が多いのもその為です。

仮に天国と地獄が本当にあるのなら、しかしどうやって線引きをするのでしょうか?

例えば殺人は誰が裁いても地獄行き?ですが、

戦争や平和維持の為の武力行使による殺人はどうでしょう?

巻き添えで一般市民が殺される事は?

餓死する人達が出るほどの制裁や直接関わらずとも、それを命令した人、賛成した人、傍観した人、またそれに使われる兵器を作った企業及び従業員はどうなるのでしょうか?

人間以外の動物は?

「いや、最後に神様がその線引きをするから」と言われそうですが、人間が生み出した道徳や法律、そして倫理観、宗教観で天国行き、地獄行きを決めている事と矛盾しないでしょうか?

やはり天国地獄は、宗教やお化けの話や、民話、映画の中だけの話なのです。

答えはNOです。あの世にも、死後の世界にも、この世にも、

天国や地獄はありません。無いのです。

 

ただ、無いと言い切れないのも事実?です。

それは心の中に存在する天国と地獄です。

人間は繋がっていなければ生きていけない生物です。

その為には、ルールが必要になるのは当然です。

無秩序では、人類は滅びてしまいます。

しかしルールは絶対ではありません。常に見直しが必要です。

そのルールの見直しに、天国や地獄の線引きを持ち出し、都合により変えてしまうことが、不幸な結果を生んでしまう事になるのです。

 

だからこそ、線引きは、あなた自身でするのです

今までに教わった道徳や法律、環境、倫理観、宗教観、良心などで、線引きをしていくのです。

心の中の線引きは、とても難しく、常に見直さなければいけません。

必ず自分で常に見直してください

その為には、常に今起きている事に、注意を向け、昔の人達がどうやって行動してきたか、人間の愚かさや素晴らしい行い等、過去を振り返る事で、学べるのです。

無関心が、状況を悪くする源(みなもと)です

特に宗教による影響はかなり大きいものです。

決して宗教を否定するわけではありません。

が、その線引きが時として、争いや差別、金儲けや権力に使われているのも事実です。

 

死後の世界には、何もありません。

 

信じる、信じないは自由ですが、天国や地獄を語って、考えを変えさせようとしたり、お金の話や何かを購入させたりする人には、気をつけて下さい。

どんな立派な戒名であろうが、お葬式であろうが、その事で、行先が変わるはずがありません。

お金では絶対に買えない事だからです。

 

天国や地獄に行って、帰ってきた人は一人もいません。

 

誰も経験した事の無い事への恐怖心や不安を煽(あお)る人には、何か別の意図が必ずあるのです。

 

やはり大切なのは、の中の天国と地獄です。

考えてみてください。

私も含めては、天国に行ったり、時に地獄に堕ちたりしていることを

心の地獄から這い上がった人達の言葉が響くのは、その恐ろしさを経験したからです。何かちょっとしたことで、誰かを助けた時でさえ、心は天国にいます。

そしてその心地よさから、また、誰かを助けていきます。

人命救助に携わる人たちが、まさに天国を見せてくれているではありませんか。

 

閻魔大王地蔵菩薩の化身ともいわれています。

お地蔵様が閻魔(えんま)大王という事は、現世を大切に生きなさいという、祈りが込められているメッセージなのかもしれません。

 

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来世の事は、いずれその時が来れば解ります。

そんな誰も知らない来世よりも、今生きていることに、感謝し、何が出来るのか?心の中の天国と地獄の線引きをどのようにすればよいのかを、あなた自身の言葉で次の世代に伝えていく事にどうか時間を使って下さい。

 


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本当に理解し合う事って出来るの?

 

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よく子供問題の討論番組などで、「親や先生は俺達のことをちっとも解ってくれない」という若者の意見を聞きます。

親も、「子供の考えていることが理解できない」とか「この苦しみを経験していない人が話す資格は無い」などです。

自分自身のことや、例えば同級生のことも理解できないし、理解しきれないのに、まして世代や経験、環境の違う相手のことを理解するなんて、はじめから絶対に無理なのです。

そうです。本当に相手の事を心から理解する事は、どんな間柄にせよ無理なのです。

人間関係で悩んだり、問題が起きた時、相手に気持ちを理解させよう、しようという側面から入るのが、そもそも無理があるのです。

 

では理解し合うという事とは出来ないのでしょうか? 

実際には分かったつもりになっているとか、妥協しているとか、フリをしているといった事になりがちです。

このままだと永遠に孤立です。本当に相手のことを、相手の気持ちになって考えることは無理なのでしょうか? いいえ無理ではありません。

理解し合うというのは愛するという事と、とてもよく似ています。

妥協でも、持ちつ持たれつでも無く、その相手の存在を認めるという事です。

相手の言葉に素直な気持ちで耳を傾け、また自分の気持ちを飾らないで話す事です。そこに世間体や体裁、立場、思惑、思想、損得、恐れ、経験といったものを挟み込むから、なかなか見えてこないだけなのです。

ただ何度も書きますが、全て心の奥底まで理解し合う事は残念ながら出来ません。不可能です。

 

人間関係に関する本や、SNSを見ると、後々の事を考えてか、言いたい事を言う前に「こうしなさい」「こんな風に話して」「まず自分を知ろう」のようなことばかりが、目につきますが、不思議でなりません。

・相手のいう事を聞く

・言葉遣いに気を付ける

・言いたいことを素直に言う

   たったそれだけです。

 

「それが出来ないから、苦労しているんだ」と聞こえてきそうですが、誰かのパターンを教えられても、真似しても、理解し合う事なんて出来ません。

時代、民族、国が違えば、おのずとアプローチも変わります。

日本人同士だから、こうした方が良いなんて考え方は捨てましょう。

人真似なんてやめましょう。

言いたい事を、聞きたい事を、ちゃんと伝える。相手の話を聞く。

間違っていると思うなら、冷静に意見を言う。

それが出来なければ黙る

それだけです。

 

黙る事は、一旦その場から離れ、落ち着かせて再度、考える事が出来るからです。

その時に大切なのは、相手の言動や態度を蒸し返し、考える事ではありません。

自分自身の心の動きを離れた所から見る。

すなわち、くやしさや怒りの感情が渦巻いているとしたなら、その渦巻いている感情を覗くのです。

よく怒る前に10数えてからといわれますが、「私は、今怒っている」「イライラしている」「落ち込んでいる」という風に、もう一人の自分が見ているようにする事です

「反省しなさい」「譲歩しなさい」と自分を変えるというアプローチとは全然違います。

難しいと思うかもしれませんが、誰にでも出来る事です。

そうやってリセットした後に出てくる言葉や感情は、きっと違ったものになるでしょう。

相手の事ではなく、自身と向き合う機会を作るのです

それが自分をコントロールする事に繋がり結果、相手への理解や心の動きが読めるようになっていきます。

もし理解し合えず離れて行ったとしても、

それは、

また違う別の人との出会い為の、神様のいたずら?

そうチェスのコマを動かされたようなものです。

 

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人間関係は難しく、時に悩みの種になってしまいます。それでも私達は理解し合える人を探しています。


キャスト・アウェイ (字幕版)

映画『キャスト・アウェイ』(Cast Away)の中で、無人島でたった一人になってしまった主人公のチャック・ノーランド(トム・ハンクス)が、ウイルソン製のバレーボールを擬人化させて「ウイルソン」と名付け、話しかけるように、一人では生きていけない人間。

言葉や手紙やメール等のコミュニケーションの手段が出来る生物として生まれてきているのです。

そしてその時、先代の知恵、自らの経験が役に立つのです。

だからこそ、繁栄をなしえてきたのです。

 

刻々と気持ちは変化していきます。

昨日とまったく同じ気持ちの人なんて一人もいません。

心は流動するのが当たり前なのです。ですから軌道修正がその都度必要になるかもしれません。

時間が経てば伝え直さないといけないのです。

「解り合えたから大丈夫」では無いのです。

「解っているつもり、解っていてくれている」は傲(おご)りでしかありません。

自分自身の中でいくら思っていても、伝えなければ決して伝わりません

 

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お互いに心から理解い合う事が出来るか?

それは、たぶん無理でしょう。

何度も書いていますが、心は流動し、自身すら理解出来ない行動をするものだからです。

でも、あきらめるのは早すぎます。

心地よい関係を築くことは出来るのです。

それは、相手を何とか理解しようとする事をやめた時です。

そこには見返りや期待、私物化という余計な感情が、入り込んでいないからです。

 

もし今、あなたの傍にそのような人がいるのなら、出会えたなら、先延ばしせずに、どうか大切にしてください

 

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ちなみに

1987年公開のアメリカのコメディ・ロードムービー『大災難P.T.A.』という映画。

タイトルのP.T.A. Planes(飛行機)、Trains(列車)、Automobiles(自動車)で巻き起こる災難を、主人公二人が、ぶつかり合いながらも、目的地に着くというコメディーですが、とても心暖かくなる映画です。

相手を理解しながら、生きている事の楽しさを味わえる作品ですので、機会があれば観て下さいね。


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また映画のラストに流れる曲が、とても映画のシーンを盛り上げてくれています。「Everytime You Go Away」という曲で、映画の中では女性が歌っていますが、もともとはダリル・ホール(Daryl Hall)&ジョン・オーツ(John Oates)の曲で、ポール・ヤング(Paul Young)がカバーしてヒットしました。

その他にもジョージ・ベンソンGeorge Benson)&アル・ジャロウAl Jarreau)やT-BOLANエリック・ベネイEric Benét)といった一流ミュージシャンもカバーしています。

何年も前の曲ですが、今聞いてもいい曲ですよ。


Everytime You Go Away

 


Everytime You Go Away

 

 もう一つ

2011年公開のフランス映画、『最強のふたり』(Intouchables)体が不自由な富豪と、その介護人となった貧困層の移民の若者との交流を、実話をもとに作られた映画で、コミカルなのに心動かされるドラマです。

アメリカでもリメイクされ『最強のふたり』(THE UPSIDE)」という題名でヒットしました。

劇中に出てくるオペラの曲が、作品を盛り上げてくれます。個人的にはフランス版が好きですが…!

どちらも、人間関係に疲れた方にはおすすめの映画です。


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子供はタイムマシーン!

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子供を産む人も、そして生まない、生めない人も、子供が嫌いな人も、また今のところ生むことが不可能な男性も、この社会で生きている以上、何らかの形で必ず人間の種の保存、継続、すなわち子供達に関わっています。

ただ歩いている時でさえ子供達の手本になっているかもしれませんし、様々な職業は直接もしくは間接的に子供に影響を与えています。

子供達の教育や保護、食生活、身の回りの様々な製品といった具合です。

まさにこの社会が生み出し支えている、子供達の子育てに参加している事になるのです。

言い換えれば一人一人の大人が父であり母であり保護者なのです。

ですから自分の子供さえよければいいとか、自分の子供がいない、人の子供は自分に関係ないなどという意識を持たないで欲しいのです。

結局はまわり廻って自分たちを含むこの社会全体が影響を受ける事になります。

小さい見方と大きな見方、視点を時に変えてみないと大切なモノを見落としかねません。

人間は決して一人では生きていけません。

地球の裏側にいる見知らぬ子供達とも、深く繋がっているのです。

小さな子供は練習中

こぼしたジュースを一緒に拭いて

笑って注いで乾杯しよう

はしゃぐその手をしっかりつかみ

低い視線で眺めてみよう

小さな奇跡が見つかるかもよ

夢中でおしゃべり聞く耳もたず

ぎゅっと抱きしめ聞こえるよ

小さな鼓動が波打つ音が

言葉に出来ない小さな音が

笑って一緒に歌ってみれば

世界で一つのハーモニー

 

目が見えない人がある日突然見えたら 混乱して目眩するかも。

聞こえない人が、ある日突然聞こえるようになったら、どちらから音が聞こえているのか解らないでしょう。

子供がジュースをこぼしたり食べ物をこぼす。

それは脳が感覚の練習をしている過程で、うまくコントロールが出来ないだけです。

そうやって指や腕の一連の動作を身に付けていくのです。

だから叱っても怒っても何の意味もない事です。

段の上を歩くのも、走り回るのも同じこと。

だから、

こぼしたジュースを一緒に拭く練習をすればいいのです。

割れたコップより、子供が傷ついていないか声をかけて包んであげて下さい。

手をつなぎ、安全を確保すればいいし、ゆっくり歩く楽しさを目線を低くして一緒に見ればいいのです。

「子供はタイムマシーン」

 

訪れた道を思い起こし

描いてきた未来を見せてくれる

過去にも未来にも

僕らは行けないけれど

過去から学び

未来に想いを乗せる事は出来る

そう

僕らのすぐ傍に

タイムマシーンがあるんだ

命であり

夢であり

希望に胸躍らせる

僕らのタイムマシーン

 

子供を見ていると過去の自分を思い出す事がよくあります。

子供の視点で世界を見る事は大人になれば出来なくなります。

それは見る事だけでなく、心で感じる事も違っているのです。

大人になるとどんどん忘れてしまう好奇心や想像力は、大人にこそ必要な力です。

子供達は安心できる場所を必要としています。

単に衣食住の保証だけでなく、精神的に安心できる場所が必要なのです。

子供は大人の帰属者でもなければ、モノの様に所有物でもありません。

もしそんな大人達の元にいるのなら、子供は狭い世界でしか、見て、考える事しか出来なくなってしまいます。

やがて大人になると、自身や接する相手を狭い視野でしか見る事が出来なくなり、悩み事も増え、自力で立ち向かう事も、誰かに頼る事も出来ない大人になってしまいます。

子供達は大人の未来そのものです。

子供が一人で泣いている

それ見てみんなが泣き出した

訳も知らずに泣き出した

 

大人が一人で泣いている

それ見て少しがなぐさめて

みんなは知らずを決め込んだ

 

日本の子供だけでなく、世界中の子供達が幸せにならなければ、国同士、民族、宗教などの争い事は無くならないでしょう。

どうか、自分の出来る事、出来る範囲でいいので子供たちを守ってあげて下さい。

どの国の、どんな肌の色の子も。

学校に行きたくてもいけない子。

何キロも危険な道を通って学校に行く子。

行きたくても学校に居場所が無い子。

どの子もみんな学びたいと思っているのです。

しかし、それを妨げているのは、結局大人です。

生まれた国、場所、宗教、取り巻く環境。

スタートラインに立てない子供達。

走り始めて、転んでも手を差し伸べない社会。

どんどん未来が失われていきます。

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運命だからとあきらめさせる理由なんて、子供たちにとっては何の言い訳にもなりません。

先進国と呼ばれる日本。

世界から国民栄誉賞内閣総理大臣顕彰に、世界各地で現地の子供達や人々の為頑張っている名も無き人達を選んで欲しいのは私だけとは思えません。

子供たちにとって、生きやすい世の中は、誰にとっても生きやすい世の中です。

 

 

 


ヒール・ザ・ワールド

「Heal The World(ヒール・ザ・ワールド)」

Michael Jacksonマイケル・ジャクソン)1991年発売のあまりにも有名な素晴らしい曲です。もう一度聞き直してみてくださいね。

 ヒール・ザ・ワールド / Heal the Worldの歌詞和訳

 

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だから本を読む

 

歴史の授業は、本当に嫌でした。

なにせ、年号や出来事、名前など覚える事ばかりで、結局大人になっても、当時の授業で習った事は、ほとんど役にたちませんでした。

30代、古本屋で歴史がこんなにも面白いものだったんだと、気付かされる本と出会ったのです。

 

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その本とは、ノンフィクション作家の吉村昭さんの『漂流』という本でした。この事を境に、吉村さんの本に魅了され、次から次へと買い求め、読みあさりました。というより、読みたくてウズウズしていました。


漂流 (新潮文庫)

 

彼の作品は、主に日本の歴史の中に埋もれている人達に焦点をあて、綿密な取材を元に、まるで、読み手が主人公になるような錯覚になってしまうほどの描写で、ほとんど、1日で読みきってしまうほど力のある作品です。

それまで、学校では習わなかった、習っても、名前ぐらいしか知らなかった歴史の面白さに、引き込まれてしまいました。

残念な事に吉村さんは 2006年に79歳でお亡くなりになりました。

もう作品が読めないと思うと、残念で仕方ありません。

彼の作品から私は、歴史の裏というか、隠れている沢山の人達の存在を知り、今があるという事を学び、過去を知り、過去から教訓を得る事の大切さを、そして歴史の面白さを教えて頂きました。

 

中学生だった頃、当時給食は無く、校内にある売店で、そばやパンを買うか、弁当持参するかのどちらかでした。

私はどうしても買いたいものがあり、お金を貯めていました。

それは確かSONYカセットデッキだと記憶しています。(調べましたら通称デンスケSONY TC-2860SD ¥69,800でした)

夕刊の新聞配達もしながら、頑張っていたのですが、なかなかお金が貯まりません。で、お昼代として毎日もらっていた数百円をうかせ、貯める為に、食べるのを我慢する事にしました。

昼休み、どこにも行き場が無かった私は仕方なく、図書室で時間をつぶしていたのです。

そこで出会ったのが、イギリスの小説家・アーサー・コナン・ドイルの『シャーロック・ホームズ』でした。

シリーズの主人公である、架空の探偵の物語で、お腹が空いている事も忘れ、夢中で読んだ記憶があります。

この事が本を本格的に読むきっかけになったのです。

幼い頃、『きかんしゃやえもん』(文・阿川弘之/絵・岡部冬彦1959年出版)や、『ちいさいおうち』(バージニア・リー・バートン石井桃子(訳)1954年出版)を何度も読み返していた私がそこにいました。


きかんしゃやえもん (岩波の子どもの本 カンガルー印)


ちいさいおうち (岩波の子どもの本)

 

中学卒業以来、しばらく読書から遠ざかっていた私は、病気やケガで入院する事があり、30代に、また本との付き合いを再開したのです。冒頭の吉村 昭さんの本も、その中の一冊でした。

 

私にとって、本との出会いが無ければ、寂しい人生になっていたかもしれません。

本に全く興味が無かった私。

幸か不幸かスマートフォンやゲームが無かったから良かったのでしょう。

今もたくさんの本が生まれ、様々なスタイルで読む選択ができ、いつでも読むことが出来る事に、特に本嫌いの方に、その魅力を味わって欲しいと思います。

本には、読み手が頭の中で映像を作り出し、時に一体感、時に別世界に連れて行ってくれる力があります。

あなただけの世界を見せてくれるのです。想像の力は、誰かが作った映像として観るよりも、もっと深く届くでしょう。

空想や妄想は、心にとって大切な栄養になります。

心の片隅に隠れ、ふとした時に現れ、何らかの手助けになるからです。

 

世界では、好きな時に好きな本を、自由に読む機会が無い人達がたくさんいる事を忘れないで下さい。

自らその機会を放棄しないで欲しいのです。

たった一冊が、もしかしたら、人生の道標となるかもしれません

 

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余談ですが

たまたま立ち寄った古本屋で、猫の背中の絵が描かれた『夏への扉』という文庫本を見つけ、読んでみると、これが面白くて一気に読み終えてしまいました。

この『夏への扉』は原題がThe Door into Summerで、アメリカの作家ロバート・A・ハインライン1956年出版のSF小説で、人工冬眠を使い様々な困難を乗り越え、幸せになるストーリーで、ピートという猫も登場します。

(当時、私が飼っていた猫の名前と一緒でビックリでした)

その頃よく聞いていた山下達郎さんの曲に『夏への扉』という同名の曲があり、詩の意味が全く解らずに聞いていたのですが、この本と出会ったことで、「そういう事か!」と、ようやく意味が解り、とても嬉しかったことを思い出します。

ちなみに作詞は吉田美奈子さん。作曲 編曲 山下達郎さんです。

今でもその曲を聞くと、飼っていたピートと過ごした時間がよみがえってきます。

夏への扉』は日本でも映画化されましたが、是非原作を読むことをお勧めします。


夏への扉〔新版〕 (ハヤカワ文庫SF)

 

 

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