月のように影からの優しさを
火のように秘めた強さを
水のように深く染み渡り
木のように動じず、時に
金のように柔軟で
土のように生み育てる豊かさで。
そして
日のように分け隔てをしない
何も難しいことではない。必ずその中にある。
一つずつ、いらないものをゆっくり取り除くだけでいい。
「自分って何?……」
「自分って何?…………」
「自分って何?………………」
若くても、どれほど歳を重ねても、
やがて訪れる終焉の時まで、
自分探しは終わりません。
なぜなら「自分」=「可能性」だから。
可能性が、あなたと誰かの為に。
車で出かける時、 窓を閉め、ジプシーキングスの「Inspiration」をかけて 走りたくなる時がある。
テレビの時代劇のエンディングで使われた有名な曲だ。
周りに広がる景色は まるでテレビのドラマを見ているようだ。
通り過ぎる一瞬の中に、 数えきれないドラマを背負った人々が、流れては消えていく。
儚(はかな)いというか、少し寂しい気持ちが起きるそんな時間が、何より愛おしい。
何気ない日常が、どれほど大切なものなのか。
色々な人がいて何処かでつながっている。
吸っている空気も、見上げている空も。
もっともっと今を、この瞬間のありがたさを味わい、生に執着しなければ。