心の道標

様々な自分の疑問に、自分で答えを見つける旅

自分って何?(4)

のように影からの優しさを

のように秘めた強さを

のように深く染み渡り

のように動じず、時に

のように柔軟で

のように生み育てる豊かさで。

そして

のように分け隔てをしない

 

何も難しいことではない。

必ずその中にある。

一つずつ、いらないものをゆっくり取り除くだけでいい。

 

自分って何?……

自分って何?……

 

若くても、どれほど歳を重ねても、

やがて訪れる終焉の時まで、

自分探しは終わりません。

なぜなら「自分」=「可能性」だから。

 

自分が何者であるかは、他人に対する問いにはなりません。

今までに受けてきた教育や環境でいとも簡単に、自分の定義を決め、制限をかけてしまいます。

他人との関係や社会の中での立ち位置。

すなわち、比べる事ばかりが優先し、やれない理由ばかり学んでしまうからです。

「可能性」は、比べる事では無く、自分自身を愛し、信じる事なのです。

「可能性」は、留まりはしません。

限界もありません。

そして、誰かのせいにする事も、運命を恨む事も否定します。

 

人間の水分量は、新生児で約80%で子供が70%、成人で60%、高齢者になると50%と言われています。

すなわち、人間の体は水分で維持されており、歳と共に下がっていくのですが、血液やリンパ液など常に循環しています。

流動しているとも言えます。

また人体は、1日で1兆個もの細胞を入れ替えていて(入れ替われない細胞もあります)数年たてば新しい体(細胞の入れ替わり速度は違うので厳密にいえば、それぞれがという事になります)になっていくのです。

自然が編み出した素晴らしいシステム。

そう、心も同じように流動し入れ替わっていきます。

だからこそ、決めつけや、固定観念を持つ事は理に反しています。

常に可能性に満ちている自分を考えてみて下さい。

常に流動し生まれ変わっている自分を。

 

車で出かける時、 窓を閉め、ジプシーキングスの「Inspiration」をかけて 走りたくなる時がある。

f:id:KENPA:20210408203438j:plainテレビの時代劇のエンディングで使われた有名な曲だ。

周りに広がる景色は まるでテレビのドラマを見ているようだ。

 

通り過ぎる一瞬の中に、 数えきれないドラマを背負った人々が流れては消えていく。

儚(はかな)いというか、少し寂しい気持ちが起きるそんな時間が何より愛おしい。

何気ない日常が、どれほど大切なものなのか。

色々な人がいて何処かでつながっている。

吸っている空気も、見上げている空も。

 

もっともっと今を、この瞬間のありがたさを味わい、生に執着しなければ。

 


グレイテスト・ヒッツ