格子の中のその瞳、
ジロジロ観られて何見てる?
広い空にも、
揺れてる木にも、
タテヨコほんとは線はない。
星降る夜にも、
街灯りにも、
タテヨコ冷たい線はない。
生まれた時からその中じゃ、
どうしてそれが、解ろうか。
一見人間が利用し、コントロールしているように見えていても、実のところは無駄の無いシステムに組み込まれて、人間だけが知らずに踊らされているのかもしれません。
一方、人間は進化の結果、素晴らしい頭脳を手に入れました。
そして体力や能力では他の生物にはとうてい及ばない人間が、この地球上でひしめくほどになったのです。
ですから脳を使わず活かさずにいる事は、鼻の無い象や牙の無いライオンと同じくとても危険で、とても愚かな事だといっても良いでしょう。
あえて人の存在(精神的ではなく、物理的)の意味は、と問うならば、
地球上での生物の生き残りゲームの一員の為なのです。
例えば人の住んでいない家は早く朽ちます。
地球という大きな家を空き家にしない為、どの種族が残ろうが、どの生物が生き延びようが、そこに誰かがいればいいのです。
なぜ空き家にしたくないのか…?
私にも解りません。
何か大きな存在が、そうさせているとしか思えないのです。
ただし遠い未来、太陽がこの地球を飲み込み、太陽系が滅びるまでの期限付きで。
様々な災害がこの星で起きます。しかし色々な種を守る為に、人は知恵を絞って行動しています。
この星に多様性を失わせないようにと。
何か大きな存在が、それを望んでいるのかもしれません。
時として人間は、愚かにも真逆な事もしています。
前者よりも後者が増えると、やがて自滅へと向かうでしょう。
忘れていけないのは、共存であって支配ではないという事。
その為に「心」がある事。
かけがえのない地球という家があり、謙虚に住まわせてもらっている事を。
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