心の道標

様々な自分の疑問に、自分で答えを見つける旅

2021-01-01から1年間の記事一覧

見方を変えなくてはダメになる!(1)

空を見上げた時、雲はどんな色ですか? 白や灰、黒と様々ですが、沢山集まれば集まるほど色は濃くなります。 すなわち光が遮られ、重い色となっていくからです。 雲はやがて積乱雲となり、激しい雨と粒子の摩擦により雷を作り出し落とすでしょう。 すなわち…

夏のポラロイド

失恋は淡い波の泡のよう 手にする途端に消えていく 思い出の先にある藍い視界が 無理やり自分を際立させ 心を撫でる荒い風が 想いを揺さぶりさらってく ほろ苦い海の水も潤せず 見つめるだけの時の間は 大切な自分だけの 誰もいない心の海 打ち寄せては 消え…

心は何処にあるの?(2)

「心」は人間が生み出した概念です。 心は感覚です。 (このブログ「心は何処にあるの?(1)」を見て下さいね) kenpa.blue 人間であるあなたを、皮をむくように、 例えば肩書や地位、職業や年齢、誰かさんのあなたという立ち位置や血筋等、 どんどん剝いて…

魂とは?霊とは?

宗教が「魂」をどうとらえているか?の話は、ネットを見れば色々な位置付けで探る事が出来ます。 魂に限らず、霊や霊魂の違いやどのようなモノか等、様々なとらえ方があり、そのほとんどが、宗教という位置からの見方や見解です。 私が、生きてきた中でまず…

大人が、大人である事の大切さ

「大人げない」そんな大人を沢山見ます。 賽銭泥棒からクレーマー、あおり運転しかり 行動があまりに幼稚すぎ、短絡的な思考で迷惑行為を起す人達。 人生経験もあり、それなりに失敗し、学んできたはずの人達。 感情のコントロールが出来ず、後先の事を考え…

死は語らず(後編)

「死」は決して忌み嫌うものでも、勿論穢(けが)れているものでもありません。 人生の一部であり、「人類」という物語の句読点なのです。 誕生も死も そして愛もあなたに起きる突然の必然で あなたが望んで起きるモノでは無い 死ぬ為に生まれ 愛が生と死の境…

死は語らず(前編)

中学生の頃、仲が良かった友達が転校してしまい、その事がきっかけで、彼と文通を始めました。 内容はたわいのない話しばかりでしたが、私達にとっては楽しい思い出の時間でした。 その後、彼から手紙が来なくなり、部活で忙しいんだろうぐらいに考え、気に…

対人関係に悩まない(1)

SNSをはじめ、世の中には、人と上手くやる方法ばかりが私には目につきますが、 「適度な距離感」 「相手の良いところを見つけて」 「話し上手になれ」 「こんな言葉で切り抜けろ」等々。 まず、改めて考えなければならないのは、なぜ、人と上手く付き合わな…

別れと向き合う(大切な人)

生きていると、必ず別れを経験することになります。 愛する人や動物との別れほど辛いものはありません。 まるで自分の一部を失くしたかのように、あるいは心をもぎ取られたかのように。 では、どうしてこんな気持ちが起きるのでしょうか? 相手がいなくなる…

別れと向き合う(失恋)

私自身、片手ほどの失恋経験しかありませんが、今となっては良い思い出です。 30代の頃、6年ほど付き合っていた彼女に振られ、辛い思いをしました。 当時の私は、就職もせずアルバイト生活。 バンドをやっていたので就職は、眼中にありませんでした。 付き合…

川の流れのように

人間は自然の一部です。自然は何らかの秩序を持って、この地球を維持しています。 もし、人間という生物が、弱肉強食の摂理に沿って生きて存続する道を選んだなら、それも自然の摂理でしょう。 しかし私達はその道を選んではいません。 弱い立場の人や、危機…

星の願い⦅オリジナル曲⦆

小さい頃からとても宇宙に興味があり、当時は今ほど都会に近い校外でも明かりが多くなく、見上げるとたくさんの星を見る事が出来ました。 1969年7月20日、アメリカの宇宙飛行士ニール・アームストロングとバズ・オルドリンが、アポロ11号で月面に着陸した映…

過去の過ちと向き合う事

「過去の事だから、もういいんではないか」 「過去の事でも責任はある」 未来に対しては、想像という形で、接する事が出来ます。 過去は経験という形で、思い出せます。 未来も過去も、自分がかかわった事には、責任があります。 その責任は、済んだ事なのか…

バイクツーリングは、最低で最高!・後編

「俺たちシリーズ」第1作目の『俺たちの旅』 中村雅俊の主演と「ふれあい」というデビュー曲で、人気があった青春物語を見て、東京に憧れ、 その後の第2作目、勝野洋主演の『俺たちの朝』という当時、鎌倉の江ノ電近辺を背景としたドラマのロケ地に、どうし…

バイクツーリングは、最低で最高!・前編

初めて乗ったバイクはホンダのスーパーカブです。 当時新聞配達をしていた時、中学生だったので、自転車で配っていました。 ある日、バイクに乗ってみたい衝動にかられ、無断で乗ったのですが、走り出した途端、案の定、近くの田んぼに突っ込み、大変怒られ…

人間関係⦅ママ友に、PTAに振り回されない⦆(1)

学校から、PTA会費を徴収しないとの通知が届き、このコロナ禍で、活動が自粛されているとの理由でした。 妻に話すと「面倒くさい事が無くなって良かったんじゃない」との言葉。 裏返せば、行事が無くなった事ともとれ、その必要性を新たに考えさせられました…

大人が、大人である事(若者達へ)

「今時の若者は!」いつの時代でも聞く言葉です。 でも、その若者を生み出しているのは、大人達です。 彼らに、夢を描けさせる世の中に、社会になっているでしょうか? 彼らの見本となるような、行動をしているのでしょうか? 残念ながら、疑問符ばかりです…

あなたの帰る家

頭の中は家と同じ。 持ち主は、あなた。 他人を住まわさない。 あなたの化身も、あなたの代理も住人ではない。 あなただけの家。 朽ちた家には、誰も住みたいとは思わない。 光が入るよう、風が抜けるよう窓は、開けておこう。 掃除もして、いらないモノは、…

情報発信の危うさ(2)⦅COVID-19コロナワクチン⦆

昨日、息子のワクチン接種券が自治体から届き、外出していた息子の為、ネット予約をしました。 その夜、息子に予約の件を話し、数時間後、彼がワクチンを打つことを、ためらっていると話しました。 色々自分なりに、ネットで後遺症を見ての戸惑いからです。 …

TVに物申す

反論、反発を承知で書きます。 自宅にいる時間が多くなったので、TVを見る機会が出来たのですが、 今のTVは面白くない。 批判、反論があると思います。が、あえて書きます。 白黒時代から、私の身近にあったTV。 もう役割は終わったと思う時が、ある。 昭和…

生と死と宗教の狭間(はざま)・後編

昔から私は宗教に興味があったので、布教に来る人の話を聞くのが苦では無くむしろ、興味津々で聞いていました。 若い時は駅のホームのベンチにうつむいて座っていて、ふと顔をあげると手をかざされていたり、 知り合いから話があると言われ、ついていくと5~…

生と死と宗教の狭間(はざま)・前編

私は、過去に、医療廃棄物の回収と運搬のトラック運転手として働いていました。 病院から出る注射針やオムツ、透析用の使用済みのチューブ類など、特殊な管理と廃棄が必要なゴミです。 運ぶ際に黒ビニール袋に入っているモノが解らず針を刺してしまった事も…

情報発信の危うさ(1)

都合の良い自身の好みに合わせ、人は情報を貪欲(どんよく)に喰らい、咀嚼(そしゃく)無しに飲み込む。 それは、まるで大食い競争の様な勢いで、味覚を犠牲にし、満腹感を得ている。 そこから何を得ようとしているのか? 一体何が目的なのか? 思考の停止に気…

死ぬまでの時間に(1)

私の亡き父は100歳まで生きました。 55歳で定年の時代、人生の半分近くを老後と言われる生活をしてきた訳ですが、若い頃から夫婦仲が悪く、その後悔からか、たまに母を連れてドライブしていたようです。 父との会話は必要なこと以外はほとんどありませんでし…

死と向き合う事

何も聞こえない。 何も話せない。 聞いておきたい事も、言っておきたい事も。 だから、今ならまだ間に合う。 私が小学生の頃、 電車で2時間ほど離れた母方の祖母の家に、夏休みや冬休み行くのがとても楽しみで、休みの間ずーっと祖父の家にいて過ごしていま…

時を超える手紙(消えてなくなりたい若者や子供達へ)

それは、あなたのせいで、そうなったのではありません。 廻りの人達がわかっていないだけです。優しいあなたの事を。 だからあなたは、「自分がここにいる」と叫んでいる事を。 子供や若い子たちが亡くなるという事は、本当にとても悲しい事です。 まして自…

21段の階段「産業廃棄物中間処理場」⦅SDGsを語る前に⦆

私が、この仕事についたのは、職を失い、ハローワーク(注1)に通い、履歴書を何社に送ってもダメ。 そんなある日、ハローワークで検索していたら、 「派遣・正社員登用あり・誰でも出来る、簡単な廃棄物の仕分け」と。 仕事が見つからず、ダメもとで電話し…

童話「アルマイトの洗面器」

小学校に通っているミーちゃん。 おうちに帰ってママに聞かれました。 「学校は楽しかった?」 「今日はね、宝物の絵を書く時間があってね、ねぇママ!見て!」 ミーちゃんは、持っていた紙をママに差し出しました。 「わぁ~きれいな、お花!上手に書けてる…

劣等感やコンプレックスなんて、どうでもいい!

「劣等感は悪いものだ」と植え付けられていませんか? 「あなたは、誰?」と聞かれたら、「学生」「会社員」「商売人」「〇〇の夫です」と答えるかもしれません。 では、その肩書を取り除いて「あなたは、誰?」と聞かれたら、残っているのは「子供がいます…

心は何処にあるの?(1)

「心は何処にあるの?」 とても簡単なようで、奥深い質問。 なぜか心は、平穏を避けてしまうようだ。 何かしら不安な要因を探し出してくる。 今、幸せと感じても「いつまで?」と。 さり気ない毎日が「もっといい生き方があるはず?」と。 いつの間にか疑う…