心の道標

様々な自分の疑問に、自分で答えを見つける旅

2021-06-01から1ヶ月間の記事一覧

死ぬまでの時間に(1)

私の亡き父は100歳まで生きました。 55歳で定年の時代、人生の半分近くを老後と言われる生活をしてきた訳ですが、若い頃から夫婦仲が悪く、その後悔からか、たまに母を連れてドライブしていたようです。 父との会話は必要なこと以外はほとんどありませんでし…

死と向き合う事

何も聞こえない。 何も話せない。 聞いておきたい事も、言っておきたい事も。 だから、今ならまだ間に合う。 私が小学生の頃、 電車で2時間ほど離れた母方の祖母の家に、夏休みや冬休み行くのがとても楽しみで、休みの間ずーっと祖父の家にいて過ごしていま…

時を超える手紙(消えてなくなりたい若者や子供達へ)

それは、あなたのせいで、そうなったのではありません。 廻りの人達がわかっていないだけです。優しいあなたの事を。 だからあなたは、「自分がここにいる」と叫んでいる事を。 子供や若い子たちが亡くなるという事は、本当にとても悲しい事です。 まして自…

21段の階段「産業廃棄物中間処理場」⦅SDGsを語る前に⦆

私が、この仕事についたのは、職を失い、ハローワーク(注1)に通い、履歴書を何社に送ってもダメ。 そんなある日、ハローワークで検索していたら、 「派遣・正社員登用あり・誰でも出来る、簡単な廃棄物の仕分け」と。 仕事が見つからず、ダメもとで電話し…

童話「アルマイトの洗面器」

小学校に通っているミーちゃん。 おうちに帰ってママに聞かれました。 「学校は楽しかった?」 「今日はね、宝物の絵を書く時間があってね、ねぇママ!見て!」 ミーちゃんは、持っていた紙をママに差し出しました。 「わぁ~きれいな、お花!上手に書けてる…

劣等感やコンプレックスなんて、どうでもいい!

「劣等感は悪いものだ」と植え付けられていませんか? 「あなたは、誰?」と聞かれたら、「学生」「会社員」「商売人」「〇〇の夫です」と答えるかもしれません。 では、その肩書を取り除いて「あなたは、誰?」と聞かれたら、残っているのは「子供がいます…

心は何処にあるの?(1)

「心は何処にあるの?」 とても簡単なようで、奥深い質問。 なぜか心は、平穏を避けてしまうようだ。 何かしら不安な要因を探し出してくる。 今、幸せと感じても「いつまで?」と。 さり気ない毎日が「もっといい生き方があるはず?」と。 いつの間にか疑う…

外国人の苦悩

私が小学生の頃、1970年大阪府吹田市で開催された万国博覧会、大阪万博が開かれた。アジアの日本で最初の国際博覧会で、リニアモーターカーや人間洗濯機。 月の石といった見た事もないものが目白押しで、各国のパビリオンのデザインも斬新で、ワクワクして見…