心の道標

様々な自分の疑問に、自分で答えを見つける旅

バイクツーリングは、最低で最高!・前編

初めて乗ったバイクはホンダのスーパーカブです。

当時新聞配達をしていた時、中学生だったので、自転車で配っていました。

ある日、バイクに乗ってみたい衝動にかられ、無断で乗ったのですが、走り出した途端、案の定、近くの田んぼに突っ込み、大変怒られました。

不幸中の幸いで、田んぼがドロドロだった為、すっぽりとハマって止まりまり、怪我することなく、カブもつぶれませんでした。

この事が、バイクと私との長い付き合いの始まりでした。

バイクは、不良が乗るというレッテルが張られた時代。

エレキギターやロックミュージック、長髪と、

若者にとっては、それが逆に自分達の象徴であり、主張の場でもあったのです。

 

若い時に国内、海外を問わず、旅をする事は、とても良い経験になります。

女性の場合は、なかなか難しいのですが、なるべくなら、スケジュールや段取りの無い、無鉄砲な旅を一度はしておくことをお勧めします。

歳をとると、なかなか出来ない無計画の旅は、あらかじめ決められたコースをなぞるより、思いがけない出会いや苦労が、後々きっと良い思い出として、良い経験として、必ずあなたの助けになります。

きっとあなたの心の栄養となります。

 

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20代、大阪から東京方面への旅をした時の事です。

私も含めて四人で二人乗りの事もあり(経済的理由も)全ての工程が下道、すなわち高速道路を使わず走り、(有料道路は二人乗りOKだったので使いました)

大阪から東京、鎌倉、富士山、浜松経由で大阪に戻る、全行程1.400㎞4泊5日、持ち金は4人で45.000円、全て野宿の強行ツーリングでした。

当時、ガソリンの価格が170円/1ℓぐらいしていて、貧乏だった私達は、燃費の悪い2ストバイクと相まって、大半をガソリン代と一部の有料道路代に消えてしまい、余裕が無かったのです。

 

 初日、午後2時から東京を目指して、大阪近郊の市から元気に出発。

静岡辺りで夜になり、無人になったガソリンスタンドの隅で、食パンを食べ野宿(ちなみに他人の土地に無断侵入はダメですよ。時効だからごめんなさい)

地べたの上で寝たので、腰が痛い!

翌日早朝、また食パンで朝食を済ませ、いざ東京へ。


図解入門 よくわかる最新バイクの基本と仕組み[第3版]

 

燃費は、15ℓ/㎞~20ℓ/㎞をキープしながら、飛ばしたい気持ちを抑えて、ガソリン消費をとにかく節約。

ひたすら国道一号線を走り続けて、箱根辺りから霧に視界を遮られ、越えた辺りから雨が…!

その年は、運悪く雨の多い夏だったのです。

二輪に乗った方は分かると思いますが、いくら夏とはいえ、濡れると寒い寒い。

新聞紙を体の中に入れ、(防寒対策)目的地、東京を目指し震えながら走り続けました。

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レインコートを持って行かなかったので、全身ずぶ濡れのまま、

東京都に入った事を示す標識が目に入った頃には、夕方3時半なのに周りが、雨で薄暗い状況に。

何しろ、何も考えずの旅。ついてない私達でした

 

「さてどうするか?」とりあえず東京タワーと決めて、まず腹ごしらえ。

途中でラーメンを食べるが、大阪の味とは全然違い、正直まずかった!

関西に比べ、味が濃すぎて塩を食べているような味に当時は感じたのです。

そして一応のゴールです。感慨は正直ありませんでした。

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 なぜ東京タワーに決めたかというと、上から見れば見つけられるという単純な理由で、冷え切った身体を温める銭湯探しの為、すなわち煙突です。

550円支払い、150mの展望台へ上り、仲間と東京の街を見下ろしながら、ひたすら煙突探しです。

傍から見ると、指をさしながら煙突を探しているビショビショの私達を見て、さぞかし滑稽だった事と思います。

当時はそれほど高いビルは少なく、銭湯もそこそこあったので、見つけやすかった(もちろん、目を凝らして探しまくりましたが)事もあり、15分ほどで発見!

大体の位置を確認後、観光そこのけで出発。

実際に銭湯を見つけた時と、お風呂の暖かさは忘れられませんでした。

ちなみに、銭湯代は140円でした。

結局、東京の思い出は、銭湯探しという情けない結果となりました。

休憩後また、食パン食べて鎌倉へ。辺りはもう真っ暗でした。

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後編へ続く!

 

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人間関係⦅ママ友に、PTAに振り回されない⦆(1)

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学校から、PTA会費を徴収しないとの通知が届き、このコロナ禍で、活動が自粛されているとの理由でした。

妻に話すと「面倒くさい事が無くなって良かったんじゃない」との言葉。

裏返せば、行事が無くなった事ともとれ、その必要性を新たに考えさせられました。

 

私が子供の頃、昭和の時代は、学校、医者、会長など、先生と名がつくと、その人達のいいなりの時代でした。

楯突く人などいませんし、例えば、お中元や時には心付けと称し現金を渡したりと、狭い窮屈な時代でした。

私が、小学生の頃はさすがに男だけでしたが、罰と称して、皆の前でおしりをさらけ出させられたり、叩かれたり。

それでも、誰も学校に文句を言う親はいませんでした。

今では、セカンドオピニオンなる言葉も出てくるぐらい、立場が変わり、堂々と裏から手を回すことなく意思や意見を話せる時代になったのです。

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 子供が、生後3か月から保育園に入っていた為、学校との付き合いは長い方です。

私の妻は外国人なので、相手の方から話しかけられる事は、ほとんどありませんでしたが、自分から声を掛ける事もありませんでした。

だからと言って、何か不利益になったり、子供に影響があった事も無く、

彼女にママ友の事を聞いてみたのですが、「面倒くさいから、いらない」と言う返事でした。

彼女にとってママ友という言葉すら、不思議で意味の分からない存在だったようです。

なぜなら、友達は友達で、ママであろうが誰であろうが関係ないと言うのです。

「友達」の後ろに「ママ」という言葉が付き、ママだから何って感じです。

 

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PTAに関しても、共働きもあり、参加出来なかったのですが、私にも何度か他の保護者から訪問を受け、お誘いがありました。

そもそも今の時代にそぐわないPTAの意義に疑問を持っていたので、丁重に自身の考えを述べ、その都度お断りしてきました。

勿論、抽選方式の時でも考えを述べ、その場で断り帰りました。

意を唱える人もいましたが、根拠を問うと真面に答えられる人は、一人もいませんでした。

結局、口から出る言葉は、子供の為であるとか、今までそうやってきたからといった、曖昧な言葉ばかりでした。

 

運動会には、必ずテントの中に来賓席が設けられ、子供達や親は汗だく。

入学式や卒業式も本来、子供が、親が主体であるべきで、来賓者と称する人は、一番後ろで見守るべきだと思うのです。

 

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そもそも、なぜ組織やグループに属さなければいけないのかの意味が解りません。

昭和の時代ならまだしも、情報が得られないとか、子供に影響があるなどと、考える必要性があるのか、甚だ疑問です。

もし不利益になるような事が起きた時、行動を起せばよい事であり、まるで忖度するような、訳の分からないルールや、伝統などの言葉で自らを縛り、おとしめる必要など、私にはありえない事なのです。

ただでさえ、忙しい先生の負担にもなるママ友の存在やPTAは、もう時代に追いついていないのです。

 

誰かがやらないといけないという強迫感や、他の親が負担しているのに申し訳ないという理由での自分に対する納得のさせ方。

低学年の内にやれば負担も少ないなどの、こんな馬鹿げたやり取りは、もうやめるべきです。

根本的にとらえ方が間違えているからです。

こんなノウハウを共有している滑稽さに、そろそろ気がついてもいいのではないでしょうか。。

 

ママ友の事やPTAで悩んでいる人。

そんな、何の根拠もない組織の事で、悩む必要は無いのです

コロナ禍で、そんな組織が逆に無くてもやっていけると示しています。

見方を変えると、無くても良いし、もっと別の形でも良いわけです。

 

人間関係は、とにかく厄介な問題ですが、

嫌な人と、たとえ表面上だけであったとしても、付き合う必要など全くない無いし、

陰口でもなんでも、言わせておけば良いのです。

嫌われたって、ほっておけばいいのです。

柵に囲まれたサル山のボスで、柵の外から見てればいいだけです。

群れる必要などありません。

ワンワン吠える、繋がれた犬と一緒です。

力を誇示する人ほど、弱く幼稚で可哀そうな人なのです。

昔から「お天道様が見ている」と言われてきたではありませんか。

 

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そんな事より、子供の前で夫婦喧嘩をしないようにしたり、誰かの悪口を言わないようにする事や、ひとり親や外国人の人達に、声掛けしたり、他人の子供でも気にしてあげたり、自分に出来る範囲にエネルギーを向けて欲しいのです。

マイナスの感情で結果的に子供と接する事になるなら、そちらの方が心配です。

なぜなら、子供は親の心の動きに敏感だからです。

自分に正直に生きる事を、子供に見せてあげる絶好のチャンスです。

そして、それが出来る良い時代になったのです。

 

ママ友の事やPTAで悩んでいる人へ。

いやいや付き合う必要は全くありません。

義務も根拠もありません。拒否する権利も持っています。

自分が、心地よいと思うなら、友人として付き合っても、義務としてとらえても、拒否しても、どちらの選択をしても良いのです。

今の在り方を変えたいなら、声をあげても良いのです。

 

忘れていけないのは、主人公が子供である事

自分の意志を、ちゃんと伝える事と、情報に振り回されない事。

そのお手本になるのは、あなた。

そして、

何かあれば、徹底して全力で守ってやるという事です。

 

追記

ラジオの相談企画で、「ママ友が出来ない」と悩んでらっしゃる話がありました。

パーソナリティとのやり取りの結果、どうやら自分にも悪い所があって、相手にされなくなるという結論でした。

男性の私は、付き合いが面倒で、一人でいる方が好きなタイプの人間ですが、やはり身近なコミュニティの中で一人取り残されている感覚は辛いものがあるのも解ります。

ただ、自分を責めたり卑屈なってまでママ友を作る必要は、かえって重荷になってしまいます。

人との出会いは「一期一会」つまり「一生に一度のものと心得て,主客ともに互いに誠意を尽くせ」という茶道からくる言葉のとおり、自身の心得の問題であり、相手の反応や気を引く為にする事ではありません。

心構えの問題を対人の関係性の問題とすり替えてはいけないのです。

よくこのような悩み相談がネットでもあり、解決法なども記載されていますが、その通りやったところで誰もが上手くいくはずがありません。

生涯の友が見つかるとか、色々な情報が入って来るなど、都合の良い解釈に過ぎず、根本部分である自身の心理、すなわち「ママ友を何故、自分は求めているのか?」という事を考える事が最初のステップです。

友達なら、一期一会の心構えでいれば必ず出来ます。

情報が欲しいなら、学校に聞けばよいだけです。

寂しいからとか、孤独感からくるものであるなら、ロクな出会いにはなりません。

それは友人関係や恋愛でも同じように当てはまる事です。

悩む時間がもったいないと思えるよう、違った世界に飛び込む方が、自身にプラスになります。

趣味や運動、資格所得など、やれることは沢山あり、スマートフォンで何でもできる時代なのです。

人の悪口を聞かされたり、嫌でも付き合わされるような事もありません。

「一人でも大丈夫」だから、出会った人とも良い距離感と関係性を築く事が出来るのです。

 

勿論、ママ友がダメと言う事ではありません。

ただ、その関係の中で噂や悪口が出てくるようなサークルなら、そっと離れる方が自分らしさを保てます。

このブログでも書いていますが、「類は友を呼ぶ」という事です。

 

PTAに関しても、無理なら断る勇気を持って下さい。

共働きが当たり前の様になってきた時代にPTAの在り方が問われています。

例え抽選で選ばれたとしても、出来ない理由を述べて断るべきです。

法律違反、学校規則違反にも問われませんし、問われる筋合いのないものです。

無理のない範囲で協力すれば良いと考え、気楽な気持ちでいて下さい。

周りの人たちの目を気にする必要など有りません。

その周りの人達が、あなたやお子さんの面倒を一生見てくれるなら話は別ですけど。

 

何より子供が元気で、毎日楽しくしてくれるだけで幸せな事です。

その為に、自身も幸せを感じる為に時間に使って下さい。

 


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大人が、大人である事(若者達へ)

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「今時の若者は!」いつの時代でも聞く言葉です。

でも、その若者を生み出しているのは、大人達です。

彼らに、夢を描けさせる世の中に、社会になっているでしょうか?

彼らの見本となるような、行動をしているのでしょうか?

残念ながら、疑問符ばかりです。

 

路上飲みの彼らに、有り余るエネルギーの吐き出し方を教えてきてないのです。

彼らはゴミこそ散らかしていますが、

何処かの国のように、略奪や暴徒化、犯罪なんて犯していません。

悪い事をしているように、植え付ける報道の仕方がおかしいのです。

その年代にしか味わう事が出来ないような、イベントや思い出作りを、中止されても、ずーっと我慢しています。

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一方で、お役所は、飲み会をし、政治家はパーティーを開き、法に基づいていない勝手な解釈で、締め付け、オリンピックの名の元、トーマス・バッハさん始め、関係者の移動や待遇は、例外と特権ずくめ。

こんな矛盾を、彼らは、彼らなりに受け止めているのです。

 

日々のニュースでも、時々頑張っている若者達を見ますが、本当に頼もしい限りです。

世界を舞台に羽ばたいている子から、じっと我慢しながらオンラインで授業を受けている子まで、

誰もが、その隠れて見えない悲しみや、怒りを抱えながら前を向いています。

もっと、大人達は、彼らを自慢し、褒めてやってしかるべきです。

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 幼い子達も、学校や大人達のルールを守り、手をつなぎ、集団で行動しています。

そこに突っ込み、ルールを破っているのは、大人なのです。

安全な道を作るのも、未来という道に導いていくのも、全て大人の責任ではないのでしょうか。

もっともっと、歴史を勉強し、戦争や貧困、差別や偏見で声すらを出せなかった、過去の若者達に代って、声を出してもいいと思う。

そして、その声を今の大人達がちゃんと受け止めなければ、子供達や若者の未来は無いでしょう。

 

下ばかり向いて原稿を読んでいる大臣よりも、手をあげたくても恥ずかしくて出来ないあなた達子供の方がずっと素敵です。

選挙や忖度で頭を抱えている人より、生活で困っている親を心配しているあなた達の方が、はるかに優しい。

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ふんぞり返り移動する人達を乗せた黒塗りの車よりも、朝早く、学校まで漕いでいる、その錆びついた自転車の方が、断然カッコイイ

 

国民の安全、安心と繰り返すお偉方より、故郷を思い、親やお年寄りを思い、帰るのを我慢しているあなた達の方がとっても暖かい。

 

そして

世の中、あなた達に寄り添い、模範を示してくれる、大人達が沢山いる事も、どうか忘れないで欲しい。

だから、諦めないで自分の、あなたの夢をかなえて欲しい。

今の、優しさや我慢する力、忍耐力は、決して無駄にはなりません。

反面教師として、政治家や官僚をめざすのもいいし、

医療関係や自衛隊の素晴らしい仕事を、見てきたあなた達が、後に続くのも期待している。

起業して、働き方を変えてもいいし、宇宙飛行士にもなれる。

 

情けない大人達の今を、憧れの大人として変えて欲しい。

大人が大人である事。

その当たり前の事を、あなた達が思い起こさせてやって欲しい。

  


アインシュタイン150の言葉

 アインシュタインの言葉

「In the middle of difficulty lies opportunity.」

「困難の中に、機会がある。」

 

あなた達なら、大丈夫!

あなた達なら、大丈夫!

 

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あなたの帰る家

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頭の中は家と同じ。

持ち主は、あなた。

他人を住まわさない。

あなたの化身も、あなたの代理も住人ではない。

あなただけの家。

 

朽ちた家には、誰も住みたいとは思わない。

光が入るよう、風が抜けるよう窓は、開けておこう。

掃除もして、いらないモノは、おもいきって捨てよう。

雨が降って、嵐になっても恐れる事のない。

何故ならしっかりとした土台の上に立ち、筋交いを入れ補強しているから。

時には人を招き、旅人は拒まず受け入れる。

丁重に謙虚さを持って。

 

ただ、留めてはいけない。

聞く事に重きを置き、心の家を広げよう。

旅人が多く泊まれる部屋が、増えていく。

家の中の書斎に、本を増やそう。

困難が起きても、知識が助けてくれる。

 

心は感覚。

窓であり扉であり、家を囲む垣根でもある。

閉じこもったあなたは、窓を開け、光を取り込む。

扉を開け、出会いを呼び込む。

垣根を低くして、景色を楽しもう。

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 誰かが建てた家に住んではいけない。

帰る場所がなくなる。

あなたの家の側に別宅を建てる人達がいる。

いつの間にか、住人となり土足で入ってくる。

リフォームまで、勝手に始める、たちの悪い人達がいるのだ。

頭の中を覗いてみればいい。

あなたの家が、ちゃんとあるか?。

 

持ち主は、あなただ。

誰にも売ったり、買ったり出来ない。

誰にも壊せないし、色だって塗り替えられる。

大きな、広い家に、少しずつ増築も出来る。

気を付けなくていけないのは、建てる事をあきらめない事。

少しずつでも、出来るだけ自分の力で。

時には、誰かの力を借りてもいい。

愛を持って訪ねてくれる人達の。

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心という感覚次第。

誰かあなたの土地に、余計な家を建てようとしたら、

思い切って更地にしてしまおう。

造り直せばいいだけ。

何度も、何度も自分の思う家を建てる。

あきらめない。

 

そして

帰る場所があるから。

だから、安心して出かける事が出来る。

帰る自分の家があるから。

 

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窓も扉も閉ざしたまま、

暗く、朽ちかけた家に住んでいる人がいる。

もしかしたら、立ち上がれず横になったままで。                                 

あなたが訪ねていけるなら、

何度も、何度もあきらめずに訪ねていけば、

カギが開くかもしれない。

あなたは、優しさという合鍵を預かる事になるだろう。

 

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情報発信の危うさ(2)⦅COVID-19コロナワクチン⦆

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昨日、息子のワクチン接種券が自治体から届き、外出していた息子の為、ネット予約をしました。

その夜、息子に予約の件を話し、数時間後、彼がワクチンを打つことを、ためらっていると話しました。

色々自分なりに、ネットで後遺症を見ての戸惑いからです。

映像を見せて、「こんな人がいるから、心配だ」と話すのです。

その時私は、

「情報は出来るだけ多く集めて、誰が、どのような経緯で発信しているのか、ちゃんと確認しなさい」と、話しました。

そして、もし自分が打ちたくないと言うなら、その意見を尊重すると話しました。

 

私は、そのあとすぐ、デマに関する情報を集めましたが、気が付くと息子と同じことをやっている自分に気が付きました。

頭では、先入観を入れずに検索していたつもりでしたが、デマを否定する情報ばかりをクリックしていたのです。

息子が、心配になるのも無理はないと思ったのです。

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若い人達は、TVから情報を得ていないという事を、改めて思ったのです。

そしてスマートフォンから流されている情報を、自分の考えに確信を持たせる方向に、偏った見方になりがちで利用している事も解り、少しショックでした。

私が普段見るSNSなど、若い人から見ると逆に上辺だけと思えるくらい、様々なサイトや媒体があり、深く、掘り下げている事も解りました。

 

SNS等でワクチンの是非を発信している大人達と、彼ら彼女達の実態とのギャップが、結構大きいのではないかと、改めて思うと同時に、軽々しく発信する事の危うさや、それを目にする事が出来る気軽さがとても気になりました。

 

親の言うまま、ワクチンを打つことにためらわない事より、自分なりに調べ、疑問を持つ事自体は、親として嬉しく思いましたが、

いかに情報の取り方と、信ぴょう性のある無しの見極めが難しいかを、考えさせられました.

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 ワクチンに否定的な人の中には、自民党の地方議員や日本、アメリカの医師、イタリアの科学者のグループ等、ものすごく多くの、ワクチンに否定的な人達がいる事に驚き、と同時に拡散しているサイトの多さににも、びっくりでした。

ほんの一部だと言ってもいいくらいしか、内容を確認できませんでしたが、

DNA等の普段、聞きなれない言葉が並び、科学や医療関係者でない限り、判断が出来ない内容が多く、発信者の肩書がその情報の信ぴょう性を高めています。

メッセンジャーRNAワクチンという従来とは異なる手法での製法や、開発から使用までの期間等など、まだまだ不安にさせる要素がある事も事実です。

私自身も今回の息子との会話で、解っているつもりになっている自分を改めて反省しました。

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安心してワクチンを受ける事が出来るよう、今まで以上に情報を集める事が大切であり、打つ、打たないの選択の大切さと、異なる意見に対する排除が起きない事を切に願います。

 

国としての政策である、ワクチン接種。

推奨する立場として、否定する意見を、根拠をもって一つずつ潰していくぐらいの覚悟で、発信してもらいたいと思います。

うらに隠れてしまうような、表に出てこないような情報を、若い人達を中心に、探っている事を念頭に置いて、政府の方々や専門家の方々に考えてもらい、日々発信して頂きたいのです。

またTV等の旧媒体での発信では、伝わっていないという事実に目を向け、ホームページを見て下さいという、「受動的」なやり方を改めて「能動的」に出来るだけ多く発信してもらいたいのです。

反対にTVやラジオからの情報しか得ていない人達への情報の偏りが起きないよう配慮も必要です。

 

そして、是非を問うと同時に、責任の所在と重さを明確にして発信する大切さを、もっと伝えて欲しい事と、

この国の責任の取り方が不明瞭なのは、誰もが知っている事実です。

だからこそ、所在を明確にして欲しいのです。

 

誤った情報は、病原体よりも恐ろしいウイルスだという認識のもとで。

情報発信の危うさ(1) - 心の道標 (kenpa.blue)

 

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TVに物申す

反論、反発を承知で書きます。

 

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自宅にいる時間が多くなったので、TVを見る機会が出来たのですが、

今のTVは面白くない。

批判、反論があると思います。が、あえて書きます。

 

白黒時代から、私の身近にあったTV。

もう役割は終わったと思う時が、ある。

昭和の昔と違い、視聴者が共有できる存在では無くなってしまった。

今の若い人達の共通、共感でのTVではもうない。

番組、プログラム自体に魅力が無くなってしまったのも、大きい。

娯楽番組としての位置づけとして、昭和の時代としては、良かったかもしれない。

今は、時代が求めていない。

 

SNS動画共有サイトばかりから寄せ集め、

CMを流し、時間稼ぎのように同じ場面を繰り返す。

付ける必要性が無いにもかかわらず、

感情移入させようとわざとらしいナレーションを入れ、

あたかも自分達のオリジナルのように流す。

ランク付けまでする愚かさ。

同じ手法の海外放映を見れば、その違いがよく解る。

これでは、若い人が見なくなって当然だ。

 

まず、プロがいなくなった。

スターもいなくなった。

人としての色気のある人も、いない。

作る人も出演者も。

それしか出来ない不器用さがなくなった。

 

素人のようなタレントや芸人で溢れ、

パンツ姿の元アイドルまで、何でもありだ。

アナウンサーまでもタレントを、モデルを兼ねる。

音程も取れず、ハモる事も出来ないグループシンガー。

ダンスは、あくまでもパフォーマンスの一環で、トータルでの表現を忘れている。

イジメをネタにする才能の欠如と勘違いがはびこっている。

踊らされ、媚びて、私がいう事でもないが、見ていて可哀そうになってしまう。

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それぞれの、役割の線がうやむやになり、情報番組でさえ、アナウンサーや司会を自局で賄えない情けなさ。

加えて視聴者目線、代弁者かのような司会者の傲慢さ。

渋谷の人込みを、毎回映し続ける意味の無さからも解るではないか。

知りたい、伝えて欲しい事は、その裏に隠れている、普通の人達の等身大の事実なのだ。

外飲みする映像では無く、苦悩であったり、見えていない事をあぶりだす力だ。

そして様々な、世界中の科学的な根拠だ。

そもそも情報番組の在り方に中途半端さが否めない。

 

大食いも、激辛も芸ではないし、無謀で暴力でしかない。

食べる事は、幸せの入り口にもなるのに。

 

魅力の無い同じような顔をしたイケメンやアイドル達が、どこのチャンネルでも使われ。消耗品として、消化されていく。

ならば、消えてしまった人達を、最後まで追えばいい。

自分達で生み出せばいい。

 

素晴らしいアニメ原作の力を借りているのにもかかわらず、まったく感情移入できない演技をして、男優や女優という肩書を平然と語る無神経さ。

アイドルや話題性があるという理由だけでの起用。

リアリティーの無い、脚本と相まって、薄っぺらなドラマを量産している。

演劇を愛し、情熱で溢れている才能のある人達の機会をつぶしている。

 

クオリティーの高いアニメや漫画が多い事が救いだ。

 

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お金のかからない?クイズ番組や、タレントの旅と食、

お涙頂戴定番の子供と動物ばかり。

ゲームで遊ぶタレントの姿より、幼稚園の運動会を見る方が、よっぽど楽しい。

 

社会的役割を、人々の優しさを利用し、演出し、最初と最後だけの過程の無い共感を強要して、応援しているフリだけのチャリティー番組。

責任のとれないドラマを挟み込む無神経さ。

それが証拠に、完結形で、その後が無い。

どう、その番組で変える事が出来たかの検証も、最後まで見届ける責任も取らない。

ならば、製作費を寄付する方がよっぽど良い。

助けるべき人達の代弁として、

社会に、企業に問えばよい。

世に問えばよい。

政治に問えばよい。

 

話題になったアスリートの病気克服放映も、切り口として、同じ病気で苦しんでいる子供たちに、もっと掘り下げる事が出来たはずだ。

関心を持ってもらう絶好のチャンスだった。

アスリートも人間であり、ドラマティックな色付けの特別扱いは、逆に失礼ではないのか。

遠くから暖かく見守り、事実だけを伝えるだけのやり方もあったはずだ。

 

バラエティもニュースも、掘り下げが中途半端で、万人受けで中身の薄いまま、切り取りと切り貼りの放映をし続けている。だからバラエティなのかもしれないが。

 

TVは政治にも媚びだして、その役割を機能不全にしているとしか思えない。

TVという概念をそろそろ見直さないと、流しっぱなしのBGMになるだけだ。

TVに出来る事を、自ら放棄しているとしか思えない。

 

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 サブスクリプション(subscription)サブスクが定着し、良質なドラマが、沢山ある事に、皆が気付き始め、日本のTVの質の悪さが証明されてきている。

韓国ドラマやタイのCMの質は、日本よりはるかに上だ。

まだまだ、紹介しきれないほど、たとえ発展途上国の国でも、はるかに日本を凌ぐ番組を作っている。

 

公共放送も民放も、ディレクターの思い入れが伝わる、優れたドキュメンタリーや番組が多くあるのも事実だ。

私も楽しみにしている番組が幾つかある。

元気をくれる番組もある。

そして、たくさん学ばせてもらった。

しかしTV離れが進んでしまっては、残念ながら、陽の目を見る機会が減る一方だ。

 

日本には素晴らしい才能を持った、アーチストやタレントがいるが、その人達を見る媒体はTVではない。

彼らは、日本を飛び出し、動画共有サイトや映画でしか見られない。

 

お笑いやドラマ、ニュース、良いものを作れば、バックの企業も視聴者も観るし、動くものだ。

「良俗に反する」「下世話」「ひんの無さ」「品行方正」それを問題提起にはしていない。

エレキギターや長髪が不良とされたり、白い下着が学生らしさと、訳が分からない事を言う人達は、

いつの世にもいて、それらと同列でTVの在り方を問うてはいない。

 

作り手の情熱を問うているのです。

多様性の、あり方を問うているのです。

 

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生と死と宗教の狭間(はざま)・後編

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昔から私は宗教に興味があったので、布教に来る人の話を聞くのが苦では無くむしろ、興味津々で聞いていました。

若い時は駅のホームのベンチにうつむいて座っていて、ふと顔をあげると手をかざされていたり、

知り合いから話があると言われ、ついていくと5~6人の人に囲まれて、朝まで布教の話を聞かされたりと、かなり経験を積んできました。

 

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ある布教の為、自宅に来た女性の話が、面白くて今でもはっきり覚えていますが、

 

女性「なぜ人間がこの世に生まれたと思う?」

私「隕石か何かで、生命の元になるモノが運ばれたという話は聞いていますけど」

女性「そこにある、ジューサーミキサーをバラバラにしたら、元の形は解らないでしょう?」

私「そうですね。まあ、これぐらいだと組み立て直せますけど」

彼女「部品をボウルに入れてかき回しても、何も変わらないでしょ!」

私「まぁそうですね!」

彼女「そう!そういう事よ!組立てたのが神様です」と。

そして、ライオンも草を食べるようになる絵の入った冊子を置いて帰りました。

 

某宗教のチラシを持って家に来た人がいました。

 

彼「ほら、○○が昔から書いていたとおり、死んだ時、悪い心の人は体が重くなり、色も黒くなるのだよ」

そして「良い心の人、すなわち○○を信じると、体は軽く、色は白くなるんです。」

私「最近は、亡くなる方の多くが重くなるの、知ってました?」

彼「……」

私「黒人の方で良い人で、クリスチャンでも、死んだら白くなるのですか?」

彼「……」

帰って行きました。

 

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ある日、昔の知り合いが突然訪ねてきました。

 

彼「キリストは、とっくに生まれ変わっている事、知ってた?」

私「えー!何処で?」

彼「アジアだよ!俺が今、色々教えてやるから!」

私「興味ないんだけど」

彼はDVDを見せながら必死に説明するのです。

そして今、ニューヨークで教祖が決めた相手と、結婚して、布教活動している事や、資金調達の為に、日本に一時帰国して働いている事などを2日間、聞かされました。

彼「花は何の為に咲いていると思う?」

私「咲きたいから、咲いてるんでしょう」

彼「人間の為だよ!喜ばせる為!」

私「違うと思うよ!虫の為かもしれないし」

彼「解ってないのかー!これだけ説明しても」

そして「全て、人間の為にあるんだよ!」

そう言い残して帰って行きました。

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私の宗教観はこうして徐々に、出来上がってきました。

 

今、宗教二世問題がやっと取りざたされるようになりました。

この問題は、親が宗教団体に入っている事で、子供も、生まれた時からその環境で過ごし、親の布教活動や、進路まで決められてしまい、成長した一部の子供が、自分の時間の在り方に疑問を持つようになるという問題です。

私自身も、関わった事でもある問題です。

私の周りにも親と同じ宗教団体に所属し、そのまま大人になり、伴侶となった人も、同じ宗教団体の人と結婚しました。

彼とは親しかったので、一度、宗教観について疑問を抱く事は無いのか尋ねましたが、全く考えた事はないという返事でした。

彼は続けて、母親の病気が信仰によって救われた話も聞かせてくれました。

勿論、彼らは素晴らしい人間で、気持ちよく接せる人達ですが、それ以降宗教の話は、しないようにしました。

信仰の自由を認められているこの国で、その自由を奪われている人がいる事も、知っておかなくてはいけないと思うのです。

たとえ我が子であっても選択肢が狭まれる事を、やってはいけないし、色々な選択のチャンスを選ぶ機会を作るべきです。

根深い問題として、忘れないようにしたいものです。

 

脳死、臓器移植、植物状態はもちろんの事、難病による筋肉の低下、癌などの特効薬がまだまだ追いついていない病気、事故による機能不全や後遺症と、誰にでも、いつでも起きうる問題です。

お金の事も絡んできますし、家族間での日頃からの意思伝達も大切です。

自分がどのような形で、最後を迎えたいか?は医療の高度化でますます考えなくてはいけない課題となりました。

社会が便利になればなるほど、複雑になり、選択肢が増え、死にゆく立場と見送る立場の両方を考える事も、なかなか簡単ではありません。

 

前の話ではありますが、お医者さんに「どのように死にたいか」というアンケートがあり、一位は「癌」。

なぜなら、死までに時間があるからという事でした。

やり残した事への後悔を、心配しての事だと思います。

残された人達への財産の事や、諸々の手続き、宗教の事が頭をよぎるからです。

 

ただ、旅立つ時は、もう頭からそのような事は、自然と離れていきます。

受け入れる準備ができたからです。

そして、最後の短い時間にGIFT贈り物を渡すのです。

笑っている顔、託す夢、手のぬくもりであったり、ただ最後まで生きたという無言の証であったりと、違いはあれど「思い」なのです。

その時、モノを渡すことは出来ません。

優しさだけが、GIFTになるのです。

見守るだけしか出来ないかもしれませんが、GIFTは、受け取るというより、流れ込んできます。

去る者、残された者の時間の受け渡し、すなわち命の引継ぎなのです。

 

事故や災害、予期せぬ病気で、残念ながら立ち会うことが、見送られることが出来ない事もあります。

でも、そんな時でさえ、伝わるのです。

何故なら、残された者の記憶により、去って行った者が、永遠の命を持つ事になるからです。

残された者の中で生きる為。

命を引き継いで、生きて欲しいというメッセージです。

死生感や宗教の入り込む余地がない、自然の流れだからです。

 

小学生の頃、剣道練習の帰り道、雨が降っていました。

トボトボ歩いての帰り道、見知らぬおじさんが、

前後の記憶はありませんが、そっと傘の中に入れてくれた事を。

名も知らぬ、見上げた優しい顔を。

今でもはっきり覚えています。

もう、とっくに亡くなっていらっしゃるその人。

でも私の中に、ずっと生き続けています。

そして、その話を子供にも伝えました。

私が死んでも、名も知らぬ、あの優しいおじさんは、いまでも生き続けていきます。

 

色々な宗教の中で「永遠の命」に関する事が出てきます。

本当にマスター達が伝えたかった「永遠の命」とは、生き続けるという意味では無く、世代を超えてまでも、人々の心に残るという意味なのです。

 

きっとあなたも、永遠の命を持っています。

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 医療廃棄物からの導入での話でしたが、私が見てきた多くの病院や老人施設。

そこで働く、医師や看護師、掃除する人、事務、様々な裏方の多くの人達。

その一人一人が、とても頑張っていらっしゃる事と真剣に向き合っていらっしゃる姿は、本当に頭が下がりました。

そして、今でも医療廃棄物を年中、運んでくれている元同僚たちも含め、関係者の3K《きつい、汚い、危険》の仕事の上に成り立っている事を忘れてはならないと思います。

 

このコロナ禍、必死で支えてくれている人達に感謝です。

 

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